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【Part1】1高校生がNPO法人を立ち上げるまで

みなさん,初めまして。
この記事は,幾つかのpartに分けて発信する予定です。
現在進行形の話なので,更新時期はまちまちですがご了承ください。また,この一連の記事では用語の解説等は行いません。

さて,見出しについて。
現在私は高校生ですが,元々立ち上げていた任意団体をNPO法人化するために準備を行っています。
まずは今回の記事の前提となる,その任意団体について軽くご紹介を。いずれはこの任意団体の立ち上げ自体に関する記事も書こうと思います。

私が立ち上げた任意団体は,「学生団体スピカ」という名称で活動しています。
主な活動内容は「子ども食堂を開催する」こと。神戸市長田区にてアパートの1室をお借りして,月に一度子ども食堂を開催し,また毎週水・金曜日に放課後クラブを実施しています。
2022年8月に立ち上げ,翌年5月より子ども食堂の開催をスタート。ちょうど今月で1年を迎えます。

団体を立ち上げた理由について。
私はもともと別のオンラインの団体で教育格差に関する取り組みを行っていました。しかし地元の子どもたちに貢献したいという思いから,オフラインで活動できる内容を探していたところ,私が在籍する長田高校のある近隣地域では子ども食堂の数が不足していることを知りました。
そこで子ども食堂に関心を持ち,色々調べてみたところ,高校生が主体となって運営している子ども食堂は,全国で見ても前例がなかった。
「しかし高校生でも,子ども食堂に関心を持っている人はきっといるはずだ。なら私自身がそういう人にとっての先例となってしまえ」
そういう考えから,この団体の立ち上げを決めました。

法人化を決めた理由は,大きく2つあります。

一つ目は,社会的な信用度が増すこと。
やはり任意団体,しかも高校生の団体となっては,世間から見れば信用度は限りなく低い。
子ども食堂という,食や子どもを相手にする活動をしている以上,社会的な信用度を上げることは重要であると考えました。

2つ目は,助成金の幅が増すこと。
現在,スピカの活動資金は,主に街頭募金による寄付で賄っています。
助成金も一部利用してはいるんですが,法人格を有することが条件についているものがあったりと,あまり活用できているとは言えません。
そこで,利用できる助成金を増やすためにも,法人格は必要だと考えました。

大きくはこんな感じでしょうか。

当初は一般社団法人と迷っていたんですが,ボランティア活動という特性や,両者の世間的な認知度・イメージ等を踏まえてNPO法人にすることにしました。

ひとまずはこの辺で。
次回は,実際の設立の準備について書き始めようと思います。

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