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【Part3】1高校生がNPO法人を立ち上げるまで

お久しぶりです。
今回からは,設立に向けた書類の準備や役所の方との相談という事で。地味ですが大変で重要な部分です。

前回のお話はこちらから

前回の記事で,役所の窓口の相談に行くことを勧められたと書いたかと思います。
そこでまずは相談に行こう,と県内の管轄をしている役所を調べてみました(念のため,本団体は兵庫県神戸市長田区で活動していることを再掲しておきます)。

「兵庫県 NPO 窓口」と調べてみると,まず最初に出てくるのは次のサイトでしょうか

上のリンクを開いてもらえれば分かりますが,兵庫県が直接窓口となっているというより,県から委託を受けた法人が相談窓口となっている様子でした。
しかし見てみると神戸地域だけでも7個の窓口があり,どれに行くべきかよくわかりません。そこで関連するリンクをいくつか開いてみると,こんなページが。

どうやら,県が管轄となっているものもありますが,神戸市内でのみ活動する(事務所を置く)法人は,神戸市が管轄となっているようでした。

上のページの中のリンクを2,3個踏むと,神戸市内の窓口が分かりやすく載っているページが。

地域ごとに担当する窓口も変わるらしく,長田区の担当はひょうごコミュニティ財団という公益財団法人でした。
どうせなら県のリンクの分かりやすいところにこういう情報を載せていてほしいものなんですが,まぁそういうものでしょうか。

というわけで,相談に行くべき窓口が分かったところでアポを取り,後日相談に行くことになりました。

とはいえこの時点で私が法人化に向けて準備していたことと言えば,特にありません。
なんとなくの申請の流れや必要な書類を知っているくらい。

「このまま相談に行っても必要なことはあまり聞けないだろうなぁ」と思い,急遽準備することにしました。

まずは,大まかな申請の流れの再確認。
せっかくなのでこちらにも載せておきます。

(1)所轄庁へ設立認証の申請
   いろんな書類を携えて,所轄庁(うちの団体なら神戸市ですね)へレッツゴー。
(2)縦覧・審査・認証
   要は所轄庁が申請書類とかをチェックしますよー,の期間ですね。私たちは暇な期間です。
(3)設立登記
   法務局へ設立登記を行います。

2の審査に約2か月,全体で4か月程度かかる,という感じでした。

ちなみに以下のページに分かりやすくまとまっています。

続きまして,必要な書類の再確認。

・定款
・役員名簿
・役員の就任承諾書
・役員の住所がわかる書類(住民票など)
・社員名簿(10人以上の記載必須)
・設立趣旨書
・事業計画書
・活動予算書
・設立総会の議事録
・認証要件に適合することを示す書面

うん,多いですね。
これ相談に行ってから書き始めても時間かかるなぁということで,せっかくなので相談に行く前に書いてみることにしました。

書類の話をし始めるとちょっと長くなってしまいそうなので,今回はここまでに。
次回で書類の作成に関する話を書ききって,その続きをPart5から始めたいですね。
それではまた。

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