料理は化学?
手に入れた食材を煮たり、焼いたり、蒸したり、干したり、漬け込んだりと様々な手法を使い、より美味しく進化させることを料理と言う。
牛乳がバター、チーズになる。それもチーズの種類たるや膨大なことになっている。
大豆は、醤油、味噌、豆腐、油揚げ、厚揚げ、納豆…。
まだまだ知らない食材の方がきっと多いだろうと思っている。
私は料理が得意じゃない。
自分の感覚を頼りに料理をすると、食材に申し訳ない心地になるからである(;一_一)
だから、率先して料理をしないで長らく生活をしていた。
料理スキルがないと、まずメニューで、食材を集める。
調理すると、あれが半分、それが、これもと食材が余る。
それを気にしつつも、同じ食材の料理が続くのは、自分も、家族も飽きるから、違うメニューにする。
そうして泣く泣くダメにする食材が出てしまうと…。
良い定食屋を見つけ、1000円前後で食べれたら、絶対にそっちの方が経済的になってしまう。
スーパーで家族4人分の食材を上手に消費できたら、定食屋より経済的になるだろうが…。
そんな上手な人ばかりじゃない。
料理については、親…積極的に教えてくれた訳じゃない。
家庭科、いくつかの献立を作ったくらい
何をどう調理したら良いかの基礎がまったくなっていない。
今も知識不足を認識している。
テレビ番組の料理番組を観たり、料理の本や、料理マンガを読んだりしてきたが、なかなか再現する気にもなれなかったり、いざチャレンジすると、ここと、あそこの間は?
結構、肝心かなめな点が抜け落ちていることが多い。
漫画家のよしながふみ先生の映画にもなっている【きのう何食べた?】にあるレシピは再現性が高い。
これを参考にしてずっと作り続けているレシぴがいくつかある。
タイトル写真のローストビーフもその一つである。
プロからしたら邪道かもしれぬが、未だ一度もこの方法で失敗したことがない。
YouTubeは動画なので、手順や、材料を明確にされており、参考になる番組も綺羅星の如くあるのであろうが…。
なかなか作る気にならないし、自分としてのブームが過ぎたり、一回作って納得したら、それで完結してしまうことが多かった。
それでもYouTubeを閲覧していて、お薦めが出ると、つらつらと鑑賞していることも多い。
8月に入って、ショート動画で、とても丁寧な口調で
保管の仕方、日持ちまで言及されている千切りキャベツのショート動画に出逢った。
とてもわかりやすいので、何回か、繰り返し、名前をクリックして大元へ遡る。
えっΣ( ̄□ ̄|||)シェ松尾の創業シェフ、御高名は知っていたが…。
松濤のレストランなど敷居が高すぎて行こうとも思っていなかった。
上記のショートをきっかけに知り、他の番組を観ていて
この暑い時期に、火を使わないガスパチョは身体にも良さそう。
赤玉葱が手に入らないのですが、とてもわかりやすく作れました。
分量をほぼ守って作ると、かなりレストランで戴くガスパチョになります。
これまでで二回作りました。
いくつかの番組を拝見していて、穏やかな語り口の紳士であり、本当に料理が好きな方なのだなと言うことが伝わりました。
現場に居られてきたことこその的を得た指導が、私が知りたかったことで、とてもありがたく動画を観ていて、すぐとはいかないもの、プロの技が光るものもいっぱいありますが…。
今回は冷たいコーンスープにチャレンジしています。
トウモロコシの芯でダシをとるなんて考えもしませんでした( *´艸`)
本当に美味しい料理は天才の作られるものだと思いますが…。
先人の容量、火加減など様々な教えに出来る限り沿えば、かなり美味しいものができるのは、料理が化学でもあるのだと、ヘタな一人としては嬉しい公式だなと思っています(笑)