ちょっと怖い不思議な話1
頭にパッと浮かんだことを、それを踏まえて警戒して行動すると回避できることがある。
回避できると頭の中に浮かんだことが、端的に言うと当たらなかった事になる。それが続くと、どうせこの浮かんだことも当たりゃしないと回避せず何度大後悔して臍を噛んだことか…。
頭に浮かんだことが明確なことであれば、回避のしようもあるが…。
なんだかもやとしていることも多々あり、うーんと悩みつつ、結局は回避間に合わず突っ込んでしまい、これか、これだったのかっっっっ 気づいても後の祭り んもぅ もっとハッキリしてよ~ということがある。
そんなことを繰り返しつつ、後で後悔するのは嫌をモットーに嫌な予感は問答無用で回避するようにしている。それでも不可避なこともあり、最小限を模索するがなかなか難しいこともある。
生来直感が強いほうなのだと思うが、めちゃくちゃ怖がりなので霊関係は絶対観ないようにしようと心に決めている。
そんな私の数少ない見たもののお話しになります。
私が4、5歳の頃に、ふと自分の手を観たら、指と指の間にカエルが居た。
家の中である。なぜここにカエル?しばし、カエルと見つめ合っていた。
いろいろ複雑に絡み合う躊躇があって、私は手を振って、再び、手を観たらカエルは居なくなっていた。
居ないッと思った私は四方に目を走らせたが、振り払ったカエルを見つけることはできなかった。
逃げるカエルが居れば、親に言ったと思うが…。
影も形もないものを説明するには幼すぎて、母に告げることなく胸にしまい続けていた。
小学校の私は無類の本好きだった。学校の図書館で本を借り、市営の図書館でも本を借り、近所の家に本があればお願いして借りるような生活をしていた。手あたり次第、あらゆる分野の本を手にしていて、佐藤さとる先生の【だれも知らない小さな国】を手にしなければ、忘却の彼方に消えていたと思う。
小さなコロポックルとの交流の話、とても面白い。わくわくと読んでいてハッとなった。いつかのあれはもしかしてコロポックル?
コロポックルの変装にカエルに仮装するシーンがあった。
あの時、手を振り払わなければ、この物語の主人公のように交流できたんじゃと気づいた途端、めちゃめちゃ残念に思えた。
コロポックルの審査にパスしなかった怖がりな私の想い出(ノд-。)クスン
しばらく再会できないか心待ちにしていたなぁ。
本の中でも審査は一回限りだったんだよねぇ。
お読みくださり誠にありがとうございました。
幼少期に記憶された出来事が、読書で合点がいった瞬間…あれはもしやといまだに期待し思いつつ、真実はすばしこいカエルだったかもしれない。
もしかしての余韻を残し私の中の善き想い出話しです💓