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迎える時にいつくらいになったら娶わせると良いよと犬舎のオーナさんに言われていた。
子供の頃にちょっとだけ親戚の家で生まれた犬を飼った経験しかなかった私はオーナーさんのアドバイスに従って日取りを決めた。
交配料とサエを一日預けて、引き取った。
ショックを受けた様子でサエはしょんぼりとしていた。
無事に子犬が産まれて、子犬はとっても可愛かった。
が、サエが面倒をあまりみない((+_+))
私が子犬が嬉しくて連れ去っても平気だ。
離乳まで私が追いかけまわしてサエにお願いして授乳させていた。
それが最初の子育てであった。
子供が巣立ち、サエにお出かけした時のことが嫌だったのか
尋ねたら、そうだと言う感じが伝わってきた。
じゃ、サエちゃんが良いお婿さんが見つかったら彼をお家に迎えようねと話していた。
サエは本当に頭の良い子でした。
私があれこれとなるべく話しかける派のママでその言葉をきちんと理解しているのがわかる態度と、行動をする。
しばらく彼女が拗ねていて、拗ねているのが自分が貰えると思ったお肉が人間用の味付きのもので、それに関して、数日ずっと拗ねていた。
態度が変なのにようよう気づき、原因と思われることをサエに言葉で尋ねていく。
それちゃう、それともちゃうよママと首を傾げていたサエが、目を輝かせ耳をピンと立てて反応したのが、そのお肉のことだった。
わかった、じゃ、ちゃんとサエちゃん用の鶏さん煮て上げると応えると、すっかりと上機嫌になった。
私の母が料理をしていて、そばでワクワクしてちょこまかしているサエにここからここまでは食べちゃダメよと話していて、そこと別の場所に湯がいたブロッコリーを置いておいた。
料理ができたわよと呼ばれて行くと、嬉しそうに一品料理が減ったという母、?、母はダメと伝えてないところのブロッコリーを食べたサエの賢さに魅了された様子で楽しそうに教えてくれた。
私がダメと言ってない場所だからしょうがないわよねと笑っていた。
理由は忘れたが、実家にサエを預けて、母は用足しをベランダでさせていた。ペットシーツも引いているが、掃除をしようと水洗いして、サエちゃんに乾くまで出ちゃダメよと伝えたら、本当に出ないのと感動していた。
いまだに忘れられず、すぐに語れるサエちゃん賢い想い出はこんな感じで母はこんな賢い子は子孫繁栄させたほうが良いという意見になって、私に薦めてくれた。
母のお墨付きもついて、愛犬の友の広告にあるチャンピオン犬を輩出している犬舎からお婿さんを迎えることにした。
遠くから来るから一泊どうぞと心暖かく迎えられて、子犬を迎えに行った。
小さいが骨格のしっかりした広告で良いなと思った父犬の子犬を迎えられた。
この犬舎は建築関係の仕事をしながら、立派なプレハブにきちんと手入れされて犬たちをブリードされていた。
先に言うと、犬も猫も家庭の中で、一緒に育てているこじんまりとしたブリーターから迎えるのが一番良い迎え方だと私は思っている。
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