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「置かれた場所で咲きなさい」というから、芽、いや蕾から育てるか

いちおう精一杯やっているのに結果が出ないことが続くと、あれ…もしかして咲く場所間違えたんじゃないか?と自分に疑心暗鬼になってくる。

5月はそんな月だった。

別に嫌なことはない。モチベーションが下がったわけでもない。ただ、ふつふつと湧いてくるはずの熱意がどういう訳かあまりなかった。

いつも冷静、落ち着いている、穏やかなどなど実は言われることが多い。仏みたいとか笑

こういうのをひっくるめて、グサリと心に刺さり、残っている言葉が「本音出ないよね〜」。

的を射すぎている。就活の時に担当キャリアアドバイザーから、何気なく受けた指摘だ。

相手の顔色をじろじろ伺う。
伺うから希望に合わせすぎる。
合わせるからイライラは飲み込む。
飲み込み我慢するから他人と比べる。
比べるから自信なさそうになる。
自身なさそうなのが伝わる。
伝わるから上手くいかない。

とまあ、堂堂巡りな訳ですよ。 

日本で美徳とされているような本音隠しというか、いわゆる建前を立てにこにこは、おそらくここシンガポールでは通用しないのだろう。

もっとはっきりシンプルで分かりやすいのだろうし、逆に分厚さ関係なく建前なんてすぐに破られるのかもしれない。

うまい世渡り術を早くつかみ、戦力外にならないように生き延びることですな。

んじゃあ本音は?と言われた時に、理路整然と言葉にできるように。

そうして、置かれた場所が合っている・合っていないを判断する暇もないほど、蕾を早くつけていきたい。そこから1つでも芽を出し、花が咲くなるように。






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