バスの2階に上がりたくなる。
久しぶりにジブリを2作品も観た。
ジブリに出会ってこのかた、私のお気に入りはずっと、となりのトトロ。おばあちゃんのモノマネが十八番になるほど、何回も何回も見直してきた。ただ、となりのトトロが一番好きという人にまだ出会ったことがない笑 ゲド戦記やハウルをよく聞く。
さあさて何を観たのかというと、
・海がきこえる
・おもひでぽろぽろ
どちらかというと、マイナーなほうだろうか。
海外にいるからこそ、日本の作品は何だか恋しく懐かしく、そして嬉しい。例えると、日系スーパーに行き、日本よりもやや割高で買うかどうかウンウンと迷う食品よりも、少なくとも自分にとっては安心材料だ。
映る自然の風景や綺麗な言い回し、手に取るように伝わる心の動き。
ものすごい感動や勇気を与えてくれるというよりも、はぁ観てよかったなあと自分をまんまると穏やかに包みこんでくれるようだ。
「雨の日とくもりの日と晴れの日、どれが一番好き?」「くもりの日」「あ、一緒だ…!」なんて、とてつもなく甘酸っぱい。
映画が好きな理由を考えてみると、おそらくこれまで自分がふと抱いたことのある感情が、キャラクターの誰かを通して客観的に映し出される瞬間があるからかもしれない。
感情がわからず何となくモヤモヤとした時にこそ、映画を観ると、感情の答え合わせができるような気がする。
ジブリを観て、ふとものを書きたくなった夜。文章につづることも、映画と同じく対話になるなぁと穏やかな気付きがありましたとさ。
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