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帰国、とてつもなく長い夢を見ていたみたい(11/3・4)

夜20時48分。予定より30分ほど早く空港に着陸した。ドバイからシンガポールまでの便は満員だったが、シンガポールから日本までのはガラガラ。窓際に座ってゆったりしながら、「あ、今日本に向かってるんだな〜」とどこか他人事みたいにずっと思っていた。

着くと一番に検疫検査。といっても、ウェブですでに審査は完了していたので、するすると。11月1日に急きょ、My SOSというアプリからVisit Japanというサイトになり、どちらも帰国間近までよく知らずに結構焦ったが、これは便利。

荷物も「トランジットの時に置き去りにされていないかな」と気を揉んでいたけれど、無事にレーンに乗って出てきた。最後までトラブルがなく、かなり嬉しい。

でも「ヘビー」と書かれた茶色いタグがつけられていた。実はドバイの空港でチェックインした際に、制限25kgを3kgオーバーしたのに「オッケーオッケー」とそのまま載せてもらったから笑 機内に持ちこむ小さいスーツケースも、7kgを300gオーバーしたのに大丈夫だった。優しいと言ってもいいものか…果たして?笑

もっと寒いと思っていたが、たまたま夜でもそこまで冷え込んでいなかった。それとも、疲れているのに気が張ったまま興奮気味で暑かっただけ?

翌日の今日は、荷物をすべてしまう。一つひとつ取り出すと、どことなくアラブの匂いがまだ香る。お土産で買ってきた、お気に入りのクレオパトラ石鹸の匂いかな?

自分がドバイに、アラブ首長国連邦に5カ月いたことがもはや信じられない。日本に帰ってきたこともいまいち実感が湧かない。

現実か幻か。ドバイでの日々はもう、「とてつもなく長い夢」のよう。夢から覚めてこの日記を終えるか?それとも、日々を綴るのがあまりに自分にとっては良いから続けるか?  

まだ、夢から覚めきりたくない気持ちだ。

写真は、着陸数分前に機内からとった夜景。



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