私の好きなお話紹介

以前すこしだけ、これからちょこちょこと、読んだ本の感想などを載せていこうかなぁというな内容のものを投稿したと思います。今回は、その第1回にしたいと思います!

第1回として選ばせていただいた作品は、
井創 灯・著『タンブルウィード』
です。この作品は、最後に貼るURLのマガジンに、全話収められていますので、是非皆さん読んでみてください。

井創さんは以前からの知り合いで、今でも仲良くさせていただいている方です。純粋に作品が私の中でいいなと思うのと、以前からの知り合いということもあって、1番最初の作品紹介に、タンブルウィードを選ばせていただきました。

では!!
タンブルウィードについて、個人的な感想やら色々含めてお話していこうと思います。こういうのは初めてなので、すごく下手くそな拙い文になってしまうこと、作者本人が本当に伝えたいテーマを私自身が捉えることが出来ずにお話を読み進めてしまっているかもしれないこと、そしてこんな状態でこの作品について皆さんにお話をしてしまうこと、お許しください。

タンブルウィードはまだ完結していない連載小説です。noteにて連載されています。宮城県の仙台市を舞台に、主人公の露木陽菜(つゆきひな)と、そのまわりを取り囲む人々との日常、変化、陽菜自身の成長を描いています。
好きな小説家に憧れて、山形から仙台に越してきた陽菜。ぼんやりとした生活、真っ白な何も無い日々の中で、バイト先の人や、間違って届いた郵便をきっかけに交流を持った同じアパートの人、路上ライブで必死に声を上げる女の子、突然現れて突然いなくなった高校の同級生との再会など、色んな人との出会いや出来事を通して、自分のやりたいことを手探りでみつけ、自分の毎日に色をつけ始めていきます。ざっくり言うとこんなお話です。まだ連載途中なので、これからの展開に期待大です。

登場人物は個性豊かで特徴的。私もよく勝手にイラスト化をして楽しんでいます。井創さんの文章は、登場人物の個性をしっかりと読み手に想像させてくれます。読めばきっとわかるはず。読んで、その人のイメージイラストを書けば、きっとみんな、似た顔を描くと思います。それくらい、人物の特徴を把握しやすく、そのおかげで物語の内容も展開も分かりやすくて、物語に色んな色を添えてくれます。
文章の書き方は、中村航さんに似ていて、淡々としていて読みやすく、頭の中にスっと物語が入ってきます。でも内容は薄くなく、しっかり厚みがあって、読み応えがあります。頭にスっと入って、臨場感もあり、ワクワクを掻き立てられる、そんな文章、物語になっていると、個人的に思っています。
私は毎回不定期に更新されるこの物語をすごく楽しみにして、更新を知ったら真っ先に読んでいるのですが、毎回どこかでハラハラドキドキがあり、ワクワクがあり、あの時のあの場面との繋がりもあります。

そして、井創さんのもう一つの作品、『スケッチ』も同時に読んでみてください。タンブルウィードとスケッチを同時に読むことを勧める理由は、きっと、皆さんがそれを行動に移した時にわかると思います。読んで直ぐに理由を知ることは出来ないけれど、読み進めれば、きっと分かってくれるはず。ぜひ、2つの作品を読んでみてください。きっとミラクルが起こるはずです。私はそのミラクルに感動して、もっともっと、お話の更新が楽しみになりましたよ☺️

なかなか作品の良さを伝えることが出来なくて、作者さん自信にも、皆さんにも、とても申し訳ない思いでいっぱいですが、言葉にできない、それに尽きます。純粋に楽しめる作品で、ここがこうだから面白いとか、楽しいとか、そういうの無しに読める作品だと思っています。note連載ということで無料ですので、スキマ時間や暇な時、休憩したい時に、是非、井創さんの世界に飛び込んでみてはいかがでしょうか。読み進めればきっと知らぬ間にひきずりこまれて、抜け出せなくなるはずです。

私自身もやりたいことに悩んで、これからどうしたらいいのか分からなくなった時期もありました。病気になって何も手付かずになって、前に進めなくなってしまった時もありました。でもこのお話を読んで、やりたいことを見つけるのに焦る必要は無いんだと感じたし、何がきっかけでどう自分の人生が動くのかは誰も分からないんだと感じました。生きるのが少し楽しくなって、もっと色々なものに触れて、自分がこれから本当にやりたいことを見つけるきっかけになれたらいいなと思えました。

今の自分に満足が行かない方、一歩踏み出すきっかけがなかなか見つからない方、自分の人生に迷っている方、色んな方に読んで欲しい作品です。

私のこの文章が、誰かの何かのきっかけになって、そしてそこから様々なアクションが生まれますように。そのアクションの先に、皆さんの前向きな、明るい何かがありますように。

今回はこれで一旦終わりにしようと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました🙇🏻‍♀️

タンブルウィードのマガジンはこちら

https://note.com/sobayu_nomanai/m/m1c45895684c8

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