限られた時間にいかにレバレッジを効かせるか
最近、X(旧Twitter)であるスタートアップ社長の投稿を目にした。
その内容には、自分が取り入れたいと感じる点が多く含まれていた。ここでは、特に共感したポイントをいくつかピックアップしてみる。
効率は無限に高めることができる
たしかに、時間量には上限があるが、時間効率は青天井だ。
時間量を増やすこととは異なり、時間効率を上げることは、長期的にレバレッジが効いて資産となり得る。
例えば、毎週超絶頑張って100時間働いて時間効率が50%の場合、アウトプットは50だ。しかし、週に少し頑張って50時間働いて時間効率が100%なら、同じアウトプット50を達成できる。前者は「超絶頑張り」であり、持続可能性が低い。
時間の資源配分。何にどれだけの時間を使うか。
1日24時間というルールは平等なので、その中の時間をどう配分していくかでアウトプット量が決まる。
僕は本業では残業をしないようにしている。残業をすると、よくない習慣や考え方を助長し、時間効率を高める思考を放棄してしまうからだ。その代わり、実働8時間を効率的に活用することに焦点を当て、PDCAサイクルを回すよう心掛けている。
組織全体の効率を高める最強のツールが文化
「文化を作る」という考え方は、エイベックスの松浦会長も述べていた。
「仕組み作り」や「ルール作り」という言葉よりも、「文化作り」という表現には生きた感じがする。これからは「文化作り」を口癖にしていこう。
最後に
投稿に対する感想は以上だ。
関連して、最近僕が特に考えるのは、「オーバーキルを目指さないこと」の重要性だ。
80点が合格点なら、80点を目指すべきだ。100点を目指して過剰に努力し、疲弊することは避けるべきだ。80点も100点も合格という結果は同じなので、100点を目指す努力の20点分は実質的に無駄になる。特に真面目な性格の人ほど、この罠に陥りやすい。
常に「自分はオーバーキルを目指していないか?」と自問自答することで、本当の目標を見失わないようにしたい。
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