40代ではじめて理解した「全ては自分次第」の本当の意味
会社員がむしろ得意と思っていた私が、遅咲きながら、定年を待たずに独立することになるとは、自分が一番信じられないかもしれません、笑
でも、その流れに至ったのは、コーチングを学び、コーチになったことが大きかったように思います。
コーチングと出会い、自分自身と向き合う原理と手法を手にしたこと、それは、今までの価値観を180度変える経験でもありました。
そこで得たものは、”希望”です
自分の未来を創る力は自分自身の手にあるという「自分次第」の原理。
これは、よく言われるような、努力して実力をつけるというような「自分次第」のことではありません・・・
自覚している、していない部分も含め、自分の人生を決めているのは全て自分自身という原理です。
後で詳しく書きますが、特に、自覚していない部分が鍵となるのです。
この原理を知る前は、自分では変えることのできない大きな壁(社会の流れや会社といった環境)にいかに適合して、実力をつけ、期待に応え、生き抜いていくことができるか、それが人生の幸福度、豊かさを左右すると信じていました。
なぜなら、大きな壁(社会の流れや会社といった環境)を変える力が、自分にあるとは到底思えなかったからです。
私が死ぬ気で何かを変えようと頑張ったところで、こんな巨大な壁をどうやっても動かせることなどできるとは思えなかったからです。
だから、そんなことに労力を使うよりは、既存の枠にうまく適合していくことの方が、数倍楽だと思ってましたし、人生そういうものだと思っていました。
でも実際は、既存の枠に適合することに奔走した結果、それは終わりのないラットレースのごとく、消耗が繰り返されるという「消耗ループ」の日々と化していったのです・・・
若い頃は、体力、気力もあってこれでも回せたのですが(むしろ適合していくことが得意くらいに思っていた、笑)、40代ともなると、さすがにしんどくなり、さらに、このモードでやっていても、逆に空回りするような現実に遭遇するようになったのです。その疲弊感といったら・・・・
そのときの消耗の日々については、こちらの電子書籍にまとめましたので、よろしければ、お手にとっていただけたら嬉しく思います。
でも、そこからコーチングに出会い、人生「自分次第」の本質的な意味を知りました。
その時に受けた衝撃はとてつもなく大きく、同時に、それはとてつもなく希望にあふれていることだと思ったのです。
では、本当の意味での「自分次第」とはどういうことでしょうか?
自覚して自分で選択していることは、わかってやっているのでいいとしても、先にお伝えしたように、鍵となるのは、
無自覚に選択していることも人生を決めている
という原理です。
辛い辛いと言いながら、その会社を辞めないでいることを決めているのも自分
忙しい、忙しいと言いながら、役割を引き受けちゃうことを選んでいるのも自分
「こんな不確実性の高い時代には不安しかない」という世の中設定にしているのも自分
「仕方なくやっている」「~せざるを得ない」と言う言葉に象徴されるように、人はあたかも自分には選択権がなく、他人や環境から課せられてその選択を(仕方なく)していると認識していることが多いように思います。
自分には選択権がない、それは、私が以前思っていたように、例え不本意な状況に遭遇しても、それを変える力は自分にはないという無力感にもつながります。
つまり、自分に不本意な状況を変える力がないのであれば、究極には、自分の幸せや豊かさは、自分次第でどうすることもできず、他者や環境次第ということになってしまうのです。
それは辛いですよね、、、
そして、希望がありません…><
当時の私も
「人生そんなもんだ」「人生って修行だ」
と、思っていたくらいなので、時に投げやりになったり、辛くてもどれだけその環境下で頑張れるか、といったところに精を出したりしていたものです。
でも、本来、
自分の無自覚領域では、常に自分の人生にとってBESTな選択しかされていない
と言われています。
先の例でも、
会社を辞めないのは、会社を辞めない方が都合が良い理由(収入が安定していて安心感が得られる等)が、辛さに耐えることより勝っているから。
忙しいと言いながら役割を引き受けちゃうのも、自分が必要とされていることを実感したいから。
「不確実性の高い時代は不安だ、不安だ!」という設定にしておくことで、その不安を解消しようと自分を駆り立てられるから。
「全然、そんなつもりなーい!あるわけないじゃん!」
と、思う方も多いかもしれませんが、これが、無自覚領域で起こっている事なので、自分では気づけないものなんですよね、、、
でも、この原理を知ることで、「選択している、決めているのは自分だ!」と気づけたら、今度は自覚的に選ぶことができるようになります。
どんな選択にも、必ずそれを取るメリットが伴います。
そのことを認識して、今回はそのメリットを取るのか、取らないのか、他に優先するメリットがあるのか、ないのか、自覚して決められるのは自分になります。
私が、コーチングを通してこの原理を学び、自分にもクライアントにも実践する中で、「やはり、この原理は働いている!」ということを日々痛感しています。
自分の幸福、豊かさを決められるのは、唯一、私しかいないのです!
その力が私の手にある、それは希望に満ちたことではありませんか?
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。