2021/3/15
疲労困憊です。なんというか脳がまた新しくリフレッシュされた感じ。世界が全く違って見える感じ。
土日は七間町ハプニングという静岡市葵区七間町界隈で小さくも濃いいパフォーマンスフェスティバルをお手伝いしました。
この、特に地域の祭りなどに参加する習慣のなかった私が(笑)世田谷出身、下町のお祭り文化がよく分からずお神輿を担ぐことに命を燃やす水泳部の先輩の神輿瘤(こぶ)ができた肩を「解剖学、生理学で研究したい…」と思うぐらいにイベント参加に興味がない私が。
ダンスに関わるあれやこれやになると話は別なのです。
ひとまず本日は熊谷拓明さんのダンス劇『ひどく晴れた静岡で』を。
映像は竹澤朗さん。本番前日の金曜日に映像のオーダーがあったとのこと。恐るべし…!
美しいモアレ…
プロジェクションマッピング…!
ダンスのクライマックスはこんな演出。場当たりをぱちり。
会場のやどりぎ座にはバーカウンターあり。本番当日はバーカウンターでの飲み物販売はなかったのですが、つかわない厨房内にミラボールを設置。そしてピンクの照明が使われました。
うちのキッチンもこうしたい(笑)照明は日尾豪志さん。
本番1週間前、突然日尾さんから「嶋村さん、公演の段取り何か聞いてます?」とFacebook友人リクエストとともにメッセンジャーのやりとりが始まりました。私は何も聞いてないっす…(焦)
東京からやってくる演者に対して感染拡大防止のための静岡市からの要求がなかなかに厳しく、直前まであらゆることが進まなかったようです。
しかしそれでも幕は開く。
稽古不足を幕は待たない(夢芝居か)
待って。絶対稽古不足はありえないのが熊谷拓明さんであり、選ばれた共演者とテクニカルなのでありました。
ギターの生演奏で佐々木優樹さんが共演。
佐々木さん率いるGPSY VIBSの映像もぜひ。
そんな本番直前までどうなるかわからなかった公演でしたが、3ステージとも素晴らしかった!
おそらく照明も音楽も映像がなくても熊谷さんの踊りは最強なのです。かつ、それぞれのセクションが「熊谷さんにこれを当てたらどれだけ素敵だろう」と3公演それぞれにアイデアを出し追加されていく。
なので3回とも同じ(セリフは決まっているので)でありながら違うのです。
つまりセッションです。
つくづく舞台はナマモノだと思い知らされる。
ご来場くださった皆様が良い時間を過ごせていたらいいなと願うばかりです。
熊谷さんの油断も隙もありゃしないダンスをどうぞ。
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