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【監督・作品紹介】M・ナイト・シャマランはシリーズものを作っていた?!

※2021年2月に執筆

こんにちは、あやです!先週はお休みいただきましたので今週はがんばって書きました!

いきなり本題に入りますが、みなさん2019年に公開された「ミスター・グラス」という映画ご存知でしょうか。「シックス・センス」の監督で有名なM・ナイト・シャマランのこの新作に、今週はクローズアップしてみたいと思います!

まず、「ミスター・グラス」がシリーズものの3作目であることに驚きました。M・ナイト・シャマラン監督が「アンブレイカブル」という映画を2000年に撮っていて単独で完結する映画だと思っていました。それから数年たった2017年に「スプリット」っていう映画が公開され、こちらは「アンブレイカブル」とは全く繋がりあるとは思えない作品でした。その2年後に「ミスター・グラス」が公開され、この映画の内容により、この二つの映画が同じ世界線上のものだったっていうことが判明し、とても驚きました!

ちなみに「アンブレイカブル」という映画は列車事故の奇跡的な生存者が、自分の身体が異様に健康で、傷一つ負ったことがないことに気づき、自分の生きる意味を問う話です。「スプリット」はある少女が友達2人と買い物をしているときに知らない男の人に拉致、監禁されるが、その男は23人の人格を持つ多重人格者であることが判明し、3人は実は23の人格がモンスターと呼ぶものに捧げる生贄であることがわかる、という内容になっています。果たして逃げきることはできるのかどうか、真相はぜひみて確かめてもらいたいです。

次に、私が思うM・ナイト・シャマラン監督の作品の魅力は現実離れしていない怪奇な話を書けることだと思っています。他の映画ではよく手から火が吹いたり、目からビームが出たり、本当にそんなことありえる?っていう超能力はよく出てきます。しかしM・ナイト・シャマラン監督の作品で扱われる超能力や怪奇現象は、しっかりと地に足のついたルーツが一緒に描かれているため、その発想が興味深いと同時に人が怖くなるような感覚に陥ります。このような捻りのある作品が私は毎回楽しみです。

私は彼の作品は、世間から見合うべき評価を受けていないように感じています。M・ナイト・シャマラン監督の作品は2004年に公開された「ヴィレッジ」という作品以来あまりいい評価をもらっていないです。特にあからさまに低い評価をもらった作品が2010年に公開された「エアベンダー」という作品で、ゴールデンラズベリー賞の最低監督賞と最低脚本賞を受賞しています。そんな経歴の彼ですが、私は彼の次の作品「Old」という作品に期待を寄せたいと思っています。

  1.  「ミスター・グラス(Glass)」129min, 2019

監督:M・ナイト・シャマラン
脚本:M・ナイト・シャマラン
キャスト:ブルース・ウイルス、サミュエル・L・ジャクソン、ジェームズ・マカヴォイ

2. 「アンブレイカブル(Unbreakable)」107min, 2000

監督:M・ナイト・シャマラン
脚本:M・ナイト・シャマラン
キャスト:ブルース・ウイルス、サミュエル・L・ジャクソン、ロビン・ライト

3. 「スプリット(Split)」117min, 2017

監督:M・ナイト・シャマラン
脚本:M・ナイト・シャマラン
キャスト:ジェイムズ・マカヴォイ、アニャ・テイラー=ジョイ、ベティ・バックリー

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