見出し画像

毎年、秋になると私の心身の体調は崩れがちになる。

不安障害は悪化するし、メニエール病の発作は出やすくなるし…本当に一体私が何をしたと言うんだ。
なんの罪もない(はずの)私に、今年も容赦なくこの季節がやってくる。

長年生きてきて「今年の秋こそ調子良く過ごせますように」なんて夢も見なくなり「今年も可能な限り傾向を掴み、全力で対策を練ろう。」くらいのノリになっている。
というか、もはや少し楽しみでもある。
今年は私はどんなふうに調子を崩すのか、調子の崩し方は年々悪化するのか、それとも年によって変化するのか…
今年を過ごすことで、私がよく生きていくためのサンプルが増える。
それは確実に嬉しいことである。
(渦中にいるときはそう思えないほど辛い時もあるけど、結果的に見たら苦しんだ経験もプラスになるから、今年も生きていきたい。)

去年の秋、例年よりも体調の崩し方が極端に悪くなり、大学に通うのが厳しかった時期がある。
それがきっかけで、秋冬に体調を崩す要因をもっと鮮明に明らかにしたくなった。
おそらく、身体側の原因としては自律神経のバランスが崩れる…みたいな感じなのだろうが(自分はしばらく前に自律神経失調症と診断されているので)
外的要因は何がきっかけなのか。
気圧か、気温か、食べ物か、睡眠時間か…それ以外の要因が関係しているのかが気になり、それから半年ほど自分の心身の調子について、毎日朝晩記録を取るようにした。
また、メンタルの記録に関しては人間関係や学業などの要因を取り除くため、そういった要因でメンタルが落ちている場合は記録時にメモを付け加えるようにして記録を残した。

そうして数ヶ月間調べた結果として、1日のうちの寒暖の差が激しい日と、最低気温が低い日に体調を崩しがちになることがわかった。

当時の1ヶ月分の記録を、テキトーにまとめたものがこちら。

いくらなんでもわかりにくすぎるわね。
自分がわかるようにまとめているから、人に見せることになるとは思わなくて、本当に雑に記録が残されている。
私は研究者ではないし、あくまで個人的に趣味としてやっているから全然参考にならないかもしれないし、間違っているかもしれないけど、なんとなくその傾向があるのは間違いではなさそうだと思う。
実際、不調の要因が寒暖差と気温の低さと特定して以降は、不調をある程度予測できるようになった。
予測したところで、予防策を完全に確立できたわけではないし、予想外の不調があることも、不調になるはずの日に調子がいいこともあるけど、体感としてはかなり不調を予測する精度が高くなった。

今年も10月になったし、また記録をつけてみようと思う。
実は、前回記録をつけ始めたのは1月からだったので、秋から冬にかけての、自分が一番調子を崩しやすい期間の記録が取れていない。
これは記録をとらないわけにはいかない。
ここで何か新しいことがわかって、もっと生きやすくなるかもしれない。
もしかしたら、いつの日か、何年先になるかはわからないが、秋でも楽しく生きられるようになるかもしれない。

毎年、一番調子を崩すのは11月。
今年は、どんな秋になるだろうか。
どれだけ辛くても、悲しくても、怖くても
少しずつ軽くなっていくと信じて、これからも行動を続けていきたい。

いいなと思ったら応援しよう!