海洋保全から考える石油業界について
最近自分が興味ある海洋保全について、本を読んだりNetflixでやってるドキュメンタリーを見たりしています。
そこで学んだのは改めて海って大切だなってこと、海が地球に住むすべての人にとっての生命維持装置であるとういうことです。
近年は森林破壊等でCO2を吸収して酸素を放出する植物が減っていることが問題となり植林作業等行われていますが、CO2のほとんどは海が吸収しており、作られている酸素のほとんども海からなのです。だからといって森林破壊はどうでもいいとかって話ではないですが….
やっぱり地球は海の惑星なんですよね。
それが今、産業革命以降人間の利益にしかならない行為によって汚染されています。(石油資源の開発や農業用の窒素肥料などなど)
実は今石油業界で働いている私にとっては耳が痛いというか、分かってはいるもののどうしようもないもどかしさを感じます。
というのも、この産業は人間が産業革命を起こし現在に至るまで貢献してきた最たる分野ですし、今でも生活に欠かせないものであることは確かです。これをなくすとそれはそれで"今は"人間は生きていけないと思います。
それを代替エネルギーに変えていくことが最大の課題なのですが。
なので、人間がやってきたこの石油開発自体が間違いだったのかというとそうとも言えないですし、当時からそれがここまでの環境影響を及ぼすとわかるはずもなかったと思います。
だからこそ、石油業界が残してきたことは輝かしい功績として私は記憶していいと思いますし、大切なのはこれらが環境に悪影響を起こしていると分かったこの時代で、どういうアクションを起こすのかということ。
どの企業ももはや石油を作るだけでは生きていけないですし、そうするべきではないです。そういう時代でどの企業も代替エネルギーの模索に力を注いでいます。
それでいいのではないのでしょうか。
というのも、石油は悪だとか環境保護団体が過激な行為で訴えていますがそれは少し検討違いで、石油業界はこれまでの人間の生活を支えてきており、今は未来の人類の生活を支えるエネルギーを模索するために動いています。
何も間違ったことはしていませんし、正しい道を歩んでいるのかなと。。。
もちろんその中でも、石油そのものが持つ経済的政治的力故に問題になっている部分はたくさんあるとは思っていますが。
すこし客観的に自分のいる業界を考えみる今日このころです。
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