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観えないものが観えるとき“スーパームーン”によせて
2019年1月21日(月)は”スーパームーン”です!アメリカでは皆既月食もかさなり、”スーパーブラッドウルフムーン”と言われ話題になっています。
こんなニュースを見かけたら月を眺めてみたくなるものです。
スーパームーンとはざっくり言うと、地球と月が近くなり、地球から見た月の大きさが、1年でもっとも小さく観える満月に比べ大きく観える現象。
そんなニュースを見て「ふだんより大きい月なんだって!観てみよう!」と思う人もいるかもしれない。
でも、もっとも小さい満月の記憶ってありますか?
そもそも、満月を日常で意識していますか?
満月は約29.5日周期でやってきますが、月って日常にありすぎて、ふだんそこまで意識していない人の方が大半。「月って地球より大きいから他の星より大きく見えるんだよね?」という人もいたり、月について全然知らない人という人が多いのでは…。
もちろん、スーパームーンだからと世界中の人が月を眺めていると思ったらそれはそれで感慨深いものがあるけど、
「この前なんとなく見上げたら満月でいつもより大きく観えたような気がした」
「ふと見上げたときに、流れ星が流れて感動した」
「夜空にチカチカひかるものがあったんだけど、あれってなにかな」
その人その人が日常で見つける空の変化の方が、その人の心に残ることもあるのではないだろうか。
そんなとき、少しでも星や宇宙のことを知っていたら、もっと星や宇宙を身近に感じられる。星や宇宙はとても興味深いものなんだと知ってほしいし、日常にあることを伝えたい。
そんなことを思いながら、私は日々夜空を眺めています。
観えないものが観えるとき
「月といえば満月!」みたいに思われがちだけど、満月よりも欠けているときの方がクレーターの影がくっきり観えるし、地球に反射した太陽の光が月の暗い部分にうつる「地球照」は満月以外の日じゃないと観ることができない。
まんまるだからといって満月のときに観えているものがすべてではない。観えないものが観えるときがあるのです。
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月は満月だけでもスーパームーンだけでもありません。
夜、カーテンを閉めるとき、仕事の帰り道、たばこを吸いにベランダに出たとき、もしくは目玉焼きを焼いているとき。月や星が目に留まったり頭に思い浮かぶ回数が増えたら。
言ってしまえば星空はあなたのものでもあるし、私のものでもあります。
なんでこんなにも星がおもしろいって言いたいのかなと思ったら、誰の上にもあるものなのに、知らないなんてもったいないと思うから。
スピリチュアルの方向は全然わからないけど、自然と科学、歴史や物語のたくさんつまった宇宙っておもしろいですよ。
星や宇宙についてわいてきた疑問が解消できる答えを、星とくらすはたくさん用意していきます。
かわいく、見やすく、わかりやすくを大切に。
何かわからないことをわかりやすく教えてほしいという疑問質問があればこちらまでお寄せください。
こんな感じでまとめます↓
スマホ用の「日付のない月のみちかけカレンダー」というのも作成しています。ぜひご活用ください。
なんやかんや言いましたが、今夜は、いつもより近づいてきた月をながめてみようと思います。