ロマンチックは隠れてる
「星や宇宙が好きな人って、じつは意外と多いよね」
ある男の人に言われたことば。
私が星空準案内人(星の準ソムリエ®️)の資格を取得したよと伝えると、そう言ってきたのです。
さらに、
「ちょっとカミングアウトするんだけど…!じつは俺も好きなんだよね…」
と、いうすごい勢いのカミングアウトも受けました。
なぜ今まで誰にも言わなかったのかを聞くと、「ロマンチストだと思われるのが恥ずかしいから」。
「そうか、ロマンチストは恥ずかしいのか。」
と、そのときは思ったのでした。
■ロマンチスト=キザな奴、ナルシスト
思えば学生のころには私も、「ロマンチスト」=「キザな奴」「ナルシスト」みたいなイメージがあった。
そういう人って例えば「鏡で自分をめちゃめちゃ見てる」とか、「くさいポエム作っちゃう」ような人。
つまり、表層的に”自分を”格好よく見せようとしている人に、多少なりとも嫌悪感のようなものは感じていたのかもしれない。
それはたぶん、世間一般的にも同じようなイメージでとらえられているからこそ、「ロマンチスト」のイメージがあまりよくないのではないだろうか。
でもここで、個人的に「本物のロマンチスト」だと思う人について考えてみる、
つい昨日、私がライブで観たYogee New Wavesの角舘さんは、根っからのロマンチスト。
あとは、『ちびまるこちゃん』の花輪くんなんて、キザでロマンチストの代表格だけど、嫌味だなんて思ったことはない。
両者に共通するのはやっぱり「根っからのロマンチスト」だっていうこと。
表層的でなく、心からそう思って発言したりふるまっている人のロマンチストっぷりは、むしろ格好いい。
ロマンチストを誤解している人がいるとすれば、上っ面だけを真似する人にしか出会ったことがなく、あまり良いイメージがないのではないだろうか。
■ロマンチストはつくれるのか
本物のロマンチストはかっこいい、と気づいたところで…
”果たして、ロマンチストはつくれるのか”
表層的でなく、上っ面だけではない、
本物のロマンチストに私はなりたい。
そういえば、
自分自身で思ったことはないけど、「ロマンチストだよね」と言われたことがある。
覚えている限りだけど、私の書いた文章を読んだ人と、私をよく知る人の2人。
しかもどちらも男の人で、嫌味な意味合いではなかった。
個人的なイメージだけど、ロマンチストは男の人が多い気がしている。
だからこそ、ロマンチストセンサーが働き、他のロマンチストの人に敏感なのかもしれない。
意図してロマンチストを出している気がなかったということは、私にもロマンチストの素質があるのかもしれない、と、ふつふつと希望が湧いてきたけれど、今一度考えてみよう。
ロマンチストは、「ロマンを求める人」「夢想、理想を追い求める人」「甘美な空想を求める人」などという意味があるらしい。
「自分の頭の中で描いた理想の世界を追い求めようとする人」
たぶんそこに他者はいなくて、理想を求めていたら自然と確固とした自分自身が形成される人のことではないだろうか。
こう書いていたら、今、いろんな場所で活躍している人たちは、全員ロマンチストなのではと思うようになってきた。
他者を考えるよりまず、自分自身何がやりたいのかを考え抜いて実行し、成功した人たち。
とっても飛躍した気もしないでもないのだけれど、ネットのあの人やあの人も…ロマンチストだ、と、個人的には思うようになってしまった。
なるほど。
ロマンチストへの近道は、自分のやるべきことをやる。
たぶんこの、9月毎日ブログ更新部も同じ。
やるべきことをやって、自分自身に力を蓄えた先にはたぶん、格好いいロマンチストの自分が待っているはずさっ。
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