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電子ピアノ

星野源のニューシングルが素敵だなと思ったり、五歳の姪っ子がYOASOBIにハマっていたりと、弾いてみたい曲が増えたこともあり、衝動的に電子ピアノを買ってしまいました。

主人が転勤族なので、音の出る大荷物を買うなんて、今まで考えたこともなかったのです。実家には、母が五十年前に教員初任のボーナスで買ったアップライトピアノがあるのですが、コロナ禍で二年近く帰盛していないので、ちょっと弾いて満足するという機会が無かったことも、つい電子ピアノを買ってしまった理由かもしれません。

ピアノは十年ほど習いましたが、やめてからもう三十年近くになります。この間に楽器の世界にもIT文明の波が押し寄せたようで、安価な電子ピアノでも指のタッチで強弱をつけることもできるし、Bluetooth機能もあり、スマホに繋げると好きな音楽に合わせて弾くこともできます。楽譜も、好きな曲をタブレット端末にダウンロードすれば、かさばる楽譜集を買うこともないのです。「ああ、もっと早く買えばよかった」と後悔しました。

ただ、その四半世紀分、私も歳をとったわけで、届いたピアノをいざ弾いてみると、思うように指が動かないし、楽譜が読めなくなっているのです。

そんな中、何となく様になってきた曲が、あいみょんの「裸の心」でした。アレンジも私のレベルに合っていて、弾いていてとても心地が良いのです。もう1曲は、主人がよく口ずさんでいる小田和正の「言葉にできない」。結局こういう曲に落ち着いてしまうのは、私が昭和生まれだからでしょうか。

他人に聞いてもらう、という一段高い目標があると、練習するモチベーションも継続しそうな気がするので、これを機にYouTuberデビューし、「一人ピアノ発表会」の場を作るのもありかと思ったりします。とにかく粗大ごみにしないよう、弾き続けたいと思います。

#ピアノ

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