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【4/4(月)20時】棋士・佐藤天彦九段に公開取材(オンライン配信)をします。
note公式の企画なので、自分のnoteでもお知らせを。
タイトル通り、新作の取材がオンラインでライブ配信されることになりました。「#物語のつくりかた」というnoteと文藝春秋のコラボ企画で、どなたでも無料で視聴出来ます。詳細は下記のリンクから。
現在、新作『ぼくらに嘘がひとつだけ』を「別冊文藝春秋」にて連載しています。
普段、あとがきを書くことはあっても、まえがきを書くことはないのですが、連載開始に伴い「はじまりのことば」を載せて頂いています。この作品を書くことになった経緯、込めた思いは、こちらで。
<新生児の取り違え>が主題の一つではあるのですが、それが発覚するのは物語の中盤以降です。そんなわけで、本作は、実際には、女流棋士と奨励会で戦う少年たちを描いた<将棋小説>です。
これは個人的な思いになりますが、2020年に発売した『盤上に君はもういない』を、作家人生10年の集大成と捉えています。
単純に執筆が楽しかったこともあり、発売後も勉強を続けていて。その世界を知れば知るほどに、もう一度、将棋を題材に書きたいなと思うようになっていきました。そんな風にして、『ぼくらに嘘がひとつだけ』の執筆は始まりました。
そして、この度、素晴らしい機会を頂戴しました。
名人を三期獲得している棋士、佐藤天彦九段と対談させて頂けることになったのです。
オンラインで取材が公開されると聞き、本当に驚きましたが(今は胃が痛くなるほどに緊張しています)、こんなに光栄な機会、最初で最後かもしれませんし、自分としても楽しみながら、貴重な話を伺えたらと思っています。