私が家を買いたい。と思った日
「あ〜〜〜、家買お。」
と思い立ったのは今年の2月4日火曜のこと。
昨年婚約した相手と住んでいる賃貸がお互いの勤務先からとっても遠く、しかも部屋が狭いという二重苦で不満がたまりまくっていたこの頃。
引っ越したいな〜〜と思ってSUUMOのアプリをダウンロードし、二人の払える家賃の範囲で探していたところ……
築32年、51㎡、徒歩8分
築21年、44㎡、徒歩12分
び、微妙。。。。。。
お部屋のオーナーさんには申し訳なさを感じながらも「こんなに働いてるのに、こんな部屋にしか住めないの…?」と枕を濡らしてしまった夜。お母さん私は身の丈以上を求めるわがまま女に育ってしまったのかもしれない…ごめん……。。そう思いながら、ふと「中古マンション」のタブを開いてみたところ、
「月々の支払いそのままで、けっこういいとこ住めるのでは?!」
ということに気がついてしまいました。
気がついてしまいました。(二度言う)
そうして知り合いにLINEやslackを飛ばしまくって、「鈴木、家を買う。」大作戦が始まったのです。
今更ながら、ここで少し自己紹介を。
TERASSという不動産系スタートアップ企業にて、マーケティングを担当している鈴木あやと申します。TERASSの前は、リクルートのSUUMOの部署におりました、現在30歳です。
な〜んだ、不動産業界人じゃん、と思った方もいるかもしれません。そうなんです。そうなんですが、確かに一般の方よりは確かに知識はあるものの、実は私の知識は異様に偏っていて、「新築分譲マンション」のことしか詳しくないんです。
新築知ってるなら中古もわかるでしょ?と思ったあなた。
私もそう思っていました………が、中古って全然違っていて、新築の常識が全然通用しないんですよね。何が違うのかというと、
・マンション(の棟)単位では情報が出てこないので、この部屋を逃したらしばらくこのマンションの物件は出ないかも…いや買った瞬間もっといいのが出るかも…という不安定感がすごい
・売主が個人の一般の方。○井さんや○菱さんなど大きな会社から丁寧に説明を受けて購入するのとでは全然違う。法律面含め知識武装が必要。
・とにかく展開が早い。新築って、広告が出始めてから実際買います!というまでの期間って数ヶ月あったりするんです。ただ、中古は(いい物件ほど)出た瞬間に売れてしまう。なんなら表に出ずに売れてしまう物件もあるらしい…
・リフォームするしない、築年数的に構造面は大丈夫?など、物件ごとに気にしなければならないことがたくさんある。それによって予算も変わる。しかも個別性が高くて単純な知識では仕切れない。
などなど…あげ始めたらきりがないですが、とにかく中古ってめちゃくちゃ比較が難しい!!こんなの、夫婦で合意形成してお金つくって契約して…ってところまでほんとにやり切るの…?まじで??これ心折れちゃう人もいるのではないだろうか……こんなびっくりしてるの私だけ…??
そんな絶望(?)の縁から、自分の備忘録を兼ねつつ、これから中古を買おうかなと思っている似たような境遇の方の参考になればいいなと思い、この「家買う」noteを始めてみました。
一応宣伝ですが、TERASSは「いい家探しは、いいエージェント探しから」という新しい家探しを提案する、エージェント提案型家探しサイト「Agently」を近々リリース予定です。
私もカスタマーとしても使ってみますが、なんとなく探し始めているけど、営業されそうでちょっと…と思っている方や、ポータルサイトの検索では探しにくい要望があるような方には手前味噌ですが本気でぜひ一度試してみてほしいサービスです。気になる方はこちらを見てみてくださいね。
次回は、始めての内覧について書こうと思います。ではでは!