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【台湾の100Kmウルトラマラソン/如來神掌100式 つづき】
【台湾の100Kmウルトラマラソン/如來神掌100式 つづき】
如來神掌100式は、登りだけで2369 M⛰️
実際には、102Km。
16時間30分以内に走りきれば掌の形になり完走(完成)というかなりクレイジーなコース!
今回は台風の影響があり、掌の小指エリア36Kmを3回繰り返す周回コースとなった。
しかも、計算すると108Km!?
そして、そのコース変更は前日の夜に決定😂
走ってみると、間違いなく日本なら開催中止となる路面だった😇
「彼らは本当に強い」と、台湾の強靭なランナーたちも一目置くippon bladeレジェンドの先輩方は、予備のシューズも持たずに、一本歯下駄ippon blade369で走る。やはり只者ではない・・・。
去年、如來神掌100式で60Km付近から一緒に走ったBabaraちゃんはエントリーしていないのに応援に駆けつけてくれて雨風の中、21Kmも私と一緒に走ってくれた。
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喋る元気がない時は優しく見守り、元気になったら一緒に笑い、生理の体調不良と坂道のリズムに合わせてくる波を一緒に乗り越え走ってくれた。
パートナーの曹さんは、車にたくさんの食べ物や飲み物を運んで車で追いかけてくれた。
お庭で育てたドラゴンフルーツを、その場で剥いて食べさせてくれて、一気に身体が回復したエイド食になった。(マグネシウム+カリウムがすごい)
今回のマラソン大会は、1周36Kmを走ると様々な特典があったために、1周でフィニッシュ!とする選手も多く、ビールを飲みながら走る選手もいた😂
みんな帰りは、車の中から苦痛から解放された笑顔で、まだ走り続けるランナーに大声で声をかけて応援しながら帰っていった🤣
とにかく、リタイアに対する悲壮感や、無駄な頑張りが一切ない。
また、来年、掌を完成しにくればいいじゃない🖐️
そんな甘い囁きの中、最後まで諦めない不屈の精神を持ったippon bladeレジェンドの先輩方は走り続け、最後は蓑島先輩が62Kmから裸足になって走り続けた。
雨はさらにひどくなり、地面はぬかるみ、台風の後の路面の悪さは計り知れない。
蓑島先輩が、無事にゴールしたとき、台湾のランナーと一緒にゴールテープを切った。
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「最後は彼が一緒に走ろう。っと言って助けてくれた。だから、ゴールできた。」っと蓑島先輩は一番最初に言った。
最後の最後まで、謙虚で優しく控えめで、そして強い強い蓑島先輩だった😭
それぞれに走る理由やポリシーがあって、何が正しく何が悪くて、誰が頑張って誰が頑張っていないなどの物差しでは、全く計り知れないドラマが、目の前でたくさん起きた。
翌日のFacebookでは、去年、完走したランナーも、今回は、一周や二周でやめていたりと、それぞれが自分の満足いくところでフィニッシュを迎えていて、最高の笑顔と感謝の想いが写真と共に投稿されていた。
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結局のところ、私が感じたのは
人は人
自分は自分
自分らしいランニングをすればそれでOK!
いろんな見方をする人もいるだろうけど、それもその人の自由。
だったら、自分が満足できるランニングをすればいい。
私は100Kmをippon bladeで完走することに、こだわり過ぎていた。
ピルも胃薬も痛み止めも使わない、スニーカーも履かない私が、100Kmを完走できる確率は時の運にも左右されかなり低い。
だったら、私は走るのをやめるのか?
そんな気持ちは、不思議と1ミリも起きない。
いい結果が出ないからやめるという選択をしていたら、ippon bladeレジェンドの先輩方と一緒に走る体験も、ばばらちゃんや曹さんとの出会いも、台湾での尊い体験も、何一つ起こらなかった。
最大限の努力をしつつ、結果は時の運やタイミングに委ねる。
神様は、私に、「体験」という気づきのギフトを贈り続けてくれている。
振り返ってみると、ippon bladeで走ることで、私は人生の知恵をたくさん頂いていた。
走ることは趣味じゃないけど、走ることで起きる体験や気づき、人との出会いが、貴重で宝でしかない。
だから、これからも、結果や状況の良し悪しはあっても、それはそれでいいじゃない〜♪
完走出来なかったら、ビールを飲んで、また次にチャレンジする✌️
走ることが苦手という人も、嫌いな人も、まぁそう言わずに、案外、やってみたら楽しいことが人生でたくさん起きるよ!
おまけに、身体がどんどん健康になっていくのだから。
一緒にやってみようよ〜!っというのが、私の役割。
これからも、熱い使命感は持ちつつ、ゆるっと楽しみます!!
次は、どこを走ろうかな〜???
皆さんのチャレンジもあったら、ぜひ教えてくださいね💫
●Instagramに動画や写真などたくさんUPしています。