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【お山の手習い】私たちが目指す取り組み

こんにちは、Ayari✼です!

今日は、リアルな「山里暮らし」の様子と、これからの私たちの取り組みを皆さんにシェアさせていただきます。


【お山の手習い】

❶朝から動く!

まずは罠の確認からスタート。(でも、だいたい父が私が起きる前に済ませてるけど…)山に囲まれているので、日の出が遅く、なかなか早起きの習慣が身につかない…。しかも寒い!

❷昨晩のじっくりスープが大活躍!

ストーブの上で7時間かけてコトコト煮込んだ鹿の骨スープ。

それを畑で採れた野菜とトマトでさらに煮込んで「春野の恵みスパゲティー」にアレンジ!

解体した鹿のお肉はワイン煮、骨はスープに。最後には何度も出汁をとった骨をコンポストに入れ、土に返す。「山の命を山に返す」――そんな暮らしを心がけています。


❸椎茸小屋を整理して未来の形へ

父が作った椎茸小屋は3つあったけど、管理が大変なので1つ解体。その跡地は新しい形で再生中!

春野の山はかつて広葉樹林だったけど、製紙工場の影響で今は杉林が増えた結果、動物たちが食べるものが減ってしまいました。さらに昔、日本の山から狼を駆除してしまったことも影響しているとか…。

罠にかかった小鹿と、それを呼ぶ母鹿の声を聞いたとき、この問題がぐっと身近に感じられるようになりました。「人間と野生動物の共存」、これからどうしていくべきなのか、日々考えています。


❹山暮らしで学ぶこと

罠にかかった猪や鹿――感謝を込めて余すことなくいただく。力不足を感じることも多いけれど、手と足を動かして、この土地で生きる力と知恵を養っています!


❺ippon blade一本歯下駄で鍛えた足腰が大活躍!

この5年間、一本歯下駄やわらじで林道RUNや登山を重ねてきたおかげで、いざ山に入るときも恐怖心なく動ける自分がいます。足の機能が鍛えられたおかげで、長靴を履いていても足指を動かして身体をコントロールできるように。道のない傾斜の山も、長靴で登れるようになりました!

河原の傾斜も特訓中。

父や地元の山の達人たちが、野生動物と山の共生のために、何十年も人知れず努力してきたことを知り、感謝しています。今のうちに、彼らから学べるだけ学びたい!


❻まずは広葉樹を植えていく

管理が許されている範囲で広葉樹を植えたいけど、鹿が育つ前に食べちゃうだろうなぁ…。

野生動物と話ができたらいいのになぁ。


\そして、これから私たちが目指す取り組みはこちら!/

私たちが肌で感じた体験や、両親や地域の山人たちが人知れず育ててきた山での暮らしを、都会の方々にも実際に体感していただきたいと思っています。

ただ、いきなりディープな山暮らしに飛び込むのは驚きが大きいかもしれません。

そこで、まずは「癒しの旅」となるライトな体験からスタート。

また、地元の人だけが知る場所で、本格的な山の暮らしを体験できるディープなプランも用意していきます。

ありがたいことに、今月早速、都心から生徒さんが春野にいらっしゃる予定です!

他にはない、この土地でしか味わえない、生の体験を心を込めて提供したいと思っています。

山に、山の人々に、この地域の自然や文化に、私たちができる形で貢献していきたい。

そう願っています。

実際の山の傾斜を登る映像はこちらへ↑笑

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