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台湾のエキセントリックな100kmレースにチャレンジしてきました。如來神掌100式!
こんにちは!Ayari✼です。
台湾の山を5回登ったり降ったりして掌の形になる如來神掌(にょらいしんしょう)100式、100kmウルトラマラソンを走ってきましたぁ〜!
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はい、75kmでリタイアです。
でも、私にとっては、完走!
累積標高(上り坂の合計距離)2369M⛰
当日は夏日の炎天下で最高気温34℃という気温🥵
⚫︎足が痛くなる
⚫︎食べれなくなる
⚫︎熱中症になる
⚫︎関門に間に合わない
という何か一つでもその状態になれば、海外では危険なので即リタイアする。
そう自分で決めていました。
そのかわりに、何も起きなければ不屈の精神で"走り続ける"という覚悟。
炎天下の中の30km〜50kmぐらいまでが一番辛くて、これは私の実力では完走できないやつだ。っと、悟ったもののレジェンドの先輩方に「大丈夫、今が一番きつい時!イケるイケる!」「辛いのは気のせいと思えばいい。」と、背中を押していただき、内心、「え、絶対無理でしょ。」っと思いながらも、その言葉を信じて、なんとか無心で走り続ける。
50kmを超えると、少し楽になってきてもしかしたら完走できるかもしれない。
うっすら希望がもてて、気持ちが前向きに。
そのまま65kmほどまで走り、4つ目の山を登る手前で、スマホの充電も無くなり地図も分からず、このまま山に登ったら危険だから、ここまでかなぁと思ったところで、なんと日本語が話せる親日のご夫妻と遭遇!
旦那さんがサポーターとして同行していて、奥さんが選手。
「大丈夫。あなた友達!」っと言ってくださり、一緒に走ってくれることに。
この年で友達と言ってもらえて嬉し恥ずかしい幸せな気持ちを味わい、本当にありがたい体験。
そこからは、ご夫妻のご家族や友達が台湾の元気が出る食べ物を、たくさん運んでくれて、お互いの文化を話しているうちに、なんだかめちゃくちゃ気持ちが元気になってきた!
71kmの関門も通過し、4つ目の山を登り切ったところで、もう私に走れる走力がないことを察してくれたのか、「75kmまで走りました!もう完走!車で送っていきます」っと、車で山の中から会場まで送ってくれました。
山の中は、真っ暗。
野生の野良犬が、ゾロゾロと出てきてこちらを見て唸っている。
私一人だったら、恐ろし過ぎてどうなっていたことか。
結果としては、以前の私なら、完走できないことに悔しくて泣いていたかもしれない。
でも、完走できなくて、悔しくて悲しい。っという気持ちよりも、台湾の方々の温かさに触れ、私達、日本文化を基盤とするippon bladeの活動にとても関心を示して下さったこと、どこまで伝わったかわからないけれど、ippon bladeの成り立ちである代表小平天氏と鴉天狗との出会いの話や、修験の話しなど、とても興味深く聞いてくださって、話しているうちに、これまでの道への誇りがふつふつと湧き、心が満たされて、完走という称号以上のものを私は体験した。
台湾の人たちは、みんな温かい。
愛国心があり、足腰が強くて、優しくて、器がとてつもなくでかい!
島国の日本。
もしかしたら、明治初期ぐらいまでの日本人もこんな感じだったのかもしれない。そんなことを、ふとぼんやりと想う。
5つの坂を登るはずだったけど、4つの坂を登り終えた所で終わるという結果になったために、次回、また台湾に行く理由を、私は残すことになった。
"もうやめたいな、辛いな"と思った時、必ず誰かが助けてくれるという奇跡に遭遇し続けた75km。
神様って、本当にいるんだな。
そう、ここは神様のてのひら。
如来神掌。
台湾の人たちの、心のつながりの大きな輪に包まれ、日本の侍、ippon bladeレジェンド達の礎のもと、私は今ここにいる。
その運命の道筋の瞬間にいるだけで、感極まるものがあった。
2024年、11月2日、また如來神掌100式にチャレンジします。
よく食べ、よく喋り、ガハガハと笑いながら、最後まで誰かに優しくできる気持ちの余裕を持って、5回の坂を登って駆け下る。
それはシンプルだけれど、簡単なことではない。
本当の意味で、肉体的にも精神的にも、台湾の女性たちと肩を並べたい。今の自分はまだ未熟!
日本からドキドキしながら、ずっと応援してくださった皆様、心からありがとうございます。
台湾で出会ったお友達、本当にありがとうございます。
来年、如來神掌100式でお会いする時には、もう一回り大きい私で、皆さんにお会いすることになります!
日本の山で、走力を蓄え、また日本の民族衣装とippon bladeで如來神掌を走ります!
🇹🇼台日友好🇯🇵
謝謝
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⚫︎ippon blade legendsの如來神掌100式チャレンジ!リアルな全編の様子は、公式アカウントのYouTubeをぜひご覧ください☺️
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