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志摩亮平著「ぼくだけはブルー」読了。

実は10月にパルテノン多摩に行った時、多摩センターの丸善で買った本が、志摩亮平著「ぼくだけはブルー」でした。その少し前に発売されたことを知って、読みたいなと思っていたのですが、全く本を読めなくなってしまった生活の中で、無理だろーと諦めかけていたのですが、何となくアリスの文学気分に乗っかって、買ってしまったのです!

それを少しずつ読み進めて、この年始にようやく読み終わった!!読み出すと結構止まらなくなってしまう、大変に面白い内容だった。単にマインドセットが追いつかずに読むことを今までしてこなかっただけ…

感想は、まず、「本にしてくださりありがとうございます!」この本がなければ知る由もなかったロックスターの人生を、良質なバンド物語を知ることができて嬉しいです。

バンドマンの人生物語は大好物なので、まずそれがこのように素敵な本になって読めたことに感謝。以下、感じたことを箇条書きで。

・10代を正直に生きることの大切さ

・バンドは大変

・メンバーが大変

・バンドはやはりフロントマンありき

・独裁も民主主義もどちらも素晴らしい

・美しい文章にどうしようもないエピソードby吉田豪さん うん、最高の褒め言葉

・美輪明宏さんとの対談💜美しい芸術作品に時代は関係ない。確かに。現にここにも最高のロックスターがいた。1960年代のイギリスの物語といわれても何の遜色もない素晴らしいロッカーの物語だもの。

今の日本のバンドシーンにはいろいろな歴史があると思うけど、自分が知り得なかったひとつの物語を知れてよかったという気持ちです。


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