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新クイーン・ゼミナールⅢシアー・ハート・アタック50周年ウィークでお勉強👑

QUEENのサード・アルバム、「シアー・ハート・アタック」は、カールでいうと、うすあじと思いきや、めっちゃ濃厚だったというお話♪
毎回楽しみにしている、QUEEN研究家、石角隆行さんが行っているトークショーのROLLYさん回と、洋楽歌詞解説者の朝日順子さんの回を配信で拝見しました。前回のQUEENⅡに続き、今回はシアーハートアタック特集😆!ってことはこれからも毎年あるってこと?わー、楽しみ😊次の「オペラ座の夜」は必聴として、私が好きな”A Day at the Races”と、”Jazz”まで、続いてほしい…

まず、
 ①QUEENは偉大なバンド
 ②QUEENは英国(イギリス🇬🇧)のバンド
 ③QUEENは1970年代を中心に活躍したバンド
であるということを大前提として。

【Brighton Rock】
イギリスの海辺の観光地では、そのご当地アメちゃんのことを〜Rockというらしく、BrightonのソレはBrighton Rockという。試食されるROLLY様。(お味はミントでソフトなキャンディ)そして、会場で「この中で、ブライトン行ったことある方?」とお聞きになられる。え?私、ブライトン行ったことあるのに!会場にいたらホクホクで手挙げてたのに😆(でも、私が行った時はFun FairはなぜかなくてBrighton Rockも買ってない🍭💦から、行ったとは言えないかも)
兎に角、Bighton Rock のギターソロは、史上初、ディレイ(当時はエコーマシーンと呼ばれていたのかな?)を巧妙に使って曲に仕立て上げた素晴らしいギタープレイ🎸Live Killersに入っているBrighton Rockを初めてちゃんと聴いたら、ROLLY様の仰っていることがわかった気がした。そして、それを生演奏で見せてくれるROLLY様、すごすぎます🙇‍♀️本当に!
そして、歌詞は、高貴さを下品なネタにする文学的な言葉遊びがなんともイギリスらしいと、朝日さんの解説で納得。最初の遊園地音源はBBCサウンドライブラリーにあるフリー音源で、他のアーティストも使用しているとか。

【Killer Queen】
「オーシャンゼリゼ」であり、谷山浩子さんの「ねこの森には帰れない」の様であると。からくり人形楽団のねこの森〜を聴いてみる🎧すると、よくROLLYさんが、「〜風味で」とか、「〜風に」弾くというのはなるほどそういうことかな?ってちょっとわかった気がしました。元のメロディを憑依させた状態でそれっぽく弾くって一番難しいと思うのです。その裏側にはどのくらいの引き出しがあるのだろうって…🌌これがROLLY様の仰るソフトアイというものなのだろうか…😑

【Flick of the Wrist】
朝日順子さんの訳詞の朗読は、元の雰囲気とは違う感じだったけど、それはそれで面白かった。けど、この歌はやはり、歌詞の内容よりも、曲の雰囲気(甲冑を纏った騎士にドラゴンのいる中世の風景🏰)および歌詞の音感を楽しむものなのかな?と私なりに解釈した。というのも、この曲の歌詞は本当によく出来ていて、「口ずさみたくなる」語感であり、どちらかというと言葉の音を楽しみ、意味を味わうものではないな、と思うのです。(それに対して、同じようにバンドの苦しい境遇を歌っているIn the Lap of the God (Revisited)は、歌詞を味わう曲だと思う。)この曲は歌詞のフロウがめちゃ良くてサビの部分などは意味がわかってても歌って気持ちいい音感、語感になっている。素晴らしい楽曲🎵両A面にしようというフレディのセンスに敬服🙇‍♀️

【Now I'm Here】
「誘惑のロックンロール」という邦題なのも良き☕︎
ディレイをボーカルに取り入れた、ライブキラーズの音源もすごく良い♪英語の面白さとソラミミの面白さ両方あるね🤣

【In the Lap of the God】
冒頭のボーカルがステレオで右から左へとパンするのを、ジミヘンの放送局EXPをも例にとりあげ、ハモリ機能を再現するのマジですごい!しかも、結構いつも聴いているから慣れてしまっていたが、「はっ!」とした。こんなことができるのはフツーの人ではない!ROLLY様だからなのだよ!!やばーい😱っ!サイコー!

ブライアンメイのギターの弾き方の再現度すごい。ピッキングハーモニクス、遅いチョーキングからの速いドレミ音階、上からのチョーキングという特徴をとてもとてもわかりやすく解説してくださっていた。これまでもギタークリニックなどで教えていただいていたが、改めてクイーンの曲と照らし合わせながら聴くとすごくよくわかりました!!今回も、トライソニックピックアップ銀ピカで麗しいRolly Queenのギターカッコイイ🎸めちゃくちゃオリジナル。誰でも弾けるようになると仰るその言葉にものすごい重みを感じました。そこまでなるには並大抵の修行では到達できません🧘やはりROLLY様は仏門ならぬ🎸門に入った僧(奏?)だ…

その他にも、【Tenement Funster】はビートルズのBecause、【Dear Friend】はチェルシーのバタースカッチ味、【Stone Cold Crazy】の名前にまつわるエピソードなどなど盛り盛りだくさんなお話とっても楽しかったです🎶

結論!【She Makes Me】のサブタイトルである、Stormtrooper in Stilettoes (ピンヒールを履いた狙撃兵)に込められたパラドックスこそがクイーンの魅力なのだということを体感!!ブライアン・メイ様のインタビューなども取り上げて、朝日さんの回で解説されていて、あの時代に、ロックという「野蛮」なものに、皇室や貴族の「華麗さ」、「高貴さ」を織り交ぜて、英国独特の言葉遣いにアメリカウケを狙った(かどうかはわからないが)ロックンロール(でも、隠しきれないイギリス味が滲み出ちゃう感じ)が、なんとも素敵なのだと。しかも、ひとりひとりの個性が大爆発していて、それが合わさって数多の名曲ができていく。本当に素晴らしいバンドQUEEN👑

同じイギリスでいうと、ルイスキャロルの変態性にも通じるなあと思った。イギリス人の深部🇬🇧
「不思議の国のアリス」については、ミュージカルを観て感じたことなど…また書く📝

またまた、QUEENをヘビロテしまくっています。沖縄でも良きQUEEN日和になることお祈り申し上げます✨🙏✨







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