産休クッキーから考える、働きやすい職場とは?
おはようございます、あやっぺです。
突然ですが、こちらのクッキーをご存知でしょうか?
見たことある人、挙手🙋🏻♀️
、、手を挙げた方は、ツイ廃です!笑(今はなんて言うの?)
今年の4月頃にXで話題になっていたこの産休クッキー。
なんと!先日、本物をいただいてしまいました!
みなさんはこのクッキーをもらったら、どう思いますか?
なぜ炎上したのか?
どう炎上したのかよくわからなかったので、改めて検索してみた。
目に入った意見は、ざっとこんな感じ(ニュアンス)。
・不妊の人への配慮がない
・こっちは仕事が増えるんだから、めでたくない
・もっと美味しそうなお菓子が欲しい
ポスト主が鍵をかけたようなので、詳しいことはよくわからなかった。
私はこのポストを見たとき、何かを言おうとした記憶があるんだけど
ポストした形跡はなかったから、いろいろ考えた結果たぶんやめたのだろう。
休みやすい職場ですか?
産休・育休の場合、余程ひどい職場でなければなんらかの形で人員補充があるだろうから、さほど問題ない(と思いたい)。
(私は現在パート勤務なので、補充された人の行く末が気になるのだが、今は置いておく。)
では、急な欠勤が出た場合はどうだろうか?
子どもをもつと、自分の努力ではどうにもできない理由で急に休まなければならない事態に必ず遭遇する。
程度の差はあるだろうが、必ずと言ってまず間違いないだろう。
ママにとっての働きやすい職場を考えるにあたって、このような突発的な欠勤が生じた際にどのような状況になるかというのは最重要ポイントであると言っても過言ではない。
前回の記事で、キャリアの棚卸しをした。
今回は、急な休みやすさという点で改めて考えてみる。
①貿易事務その1(正社員)
まず、自分が急に休むということが想像できない。
というのも、業務がかなり属人化していて、休みをとる前日にはやってもらいたい事柄を事細かに引継書にしたため、課のメンバーを集めて引き継ぎをしていた。
引継書の作成は毎回夜遅くまでかかり、自分が翌日休むために半泣きになりながら上司を付き合わせるのが恒例となっていた。
そのため
「引継書に書く方が時間がかかるから、次の日に自分でやるわ!」
という気持ちになり、休みの翌日も漏れなく残業になった。
そんなわけで、私は事前準備なしで突然休んだことは1度もなく、どんなに体調が悪くても出勤していた(発熱しないタイプ)。
ちなみに、上司が年1くらいで体調を崩し突然数日以上休むのも恒例となっていたので、たぶん休めなくはない。
(電話やメールで指示を受けて、なぜか私が対応していた。)
こんな状態だったので、出産後は貿易事務の仕事をやらないことにした。
私が勤めていた頃は産休育休をとっている人が1人もいなかったが、私の同期以降続々と取得しているようなので
きっと今は環境が改善しているはず。
②貿易事務その2(正社員)
思い出すのも嫌で前回は割愛してしまったこちらの会社、実はママ率が非常に高く
事務職だけでいえば、8割が子持ちであった。
そのため何が起こるかというと、2割の子なしに皺寄せがくる。
2割といっても、30人のうちの6人ではなく、10人のうちの2人だ。
子持ち様(あえて使う)はどんな状況であろうが、仕事を放り出して帰って行った。
それを子なしの2人に押し付けられるのである。
放り出すのが1人ならまだしも、複数人いたら、、、(絶句)
当時の私は、結婚はしていたが子どもはいなかったため、常に押し付けられる側であった。
「こんなのやってられない!」
これも私が3か月で逃げ出した理由の1つであった。
「お互い様」という言葉があるが、私は数年越しに来るかわからないお互い様を受け入れることができなかった。
③大手メーカー(派遣)
あ、ここなら働けそう!
と、今回考えてみて初めて気づく。
まず、派遣だから、責任者として社員が常に後ろにいる。
といっても、実際の業務はさほど把握していないが、たぶん急に休んだらどうにかしてくれる(はず)。
そして、今日やらないとやばい!という業務がほとんどない。
これはきっと派遣先次第だろう。
残念ながら私の住んでいる地域では、週3の9-16時という私の希望を満たす求人は全く見つからないが
条件さえ合えば、急に休んでも大丈夫な職場であったと言える。
④介護職(パート)
介護職は、休みやすい。
その理由は3つある。
①業務が属人化していない。
もちろん人によって技術の差はあるが、「この人じゃなきゃわからない」ということはほぼない。
というより、それがないようにしなきゃいけないし、そう設計されている。
誰がいなくても、とりあえず現場は回る。
②休んでも仕事が溜まらない。
「介護」が全員共通の仕事であるため、休んでも誰かがやってくれる。
そして、もしできなかったとしても溜まったりしない。
例えば、欠勤者がいることによりトイレ掃除を1回スキップしたとして、翌日2回掃除しないといけないというわけではない。
現場の業務以外の役割を担っている場合はもちろん溜まるのだが、そんなに多くはない。
備品の発注くらいなら、切羽詰まったら誰かがやってくれるだろう。
③「お互い様」が存在する。
これは私が子持ちになったことも大きいが、貿易事務では可能であった「這ってでも出てくる」が、介護職ではできない。
37.5度を超えたら即退場!
発熱でなくても、手や腰が痛いなど、体の不調で休む人もいる。
コロナ禍だったこともあり、独身者も既婚者も子持ちも子なしも、漏れなく全員休んでいて
「お互い様」の世界がここにはあった。
⑤大学事務(パート)
便宜上他のパートさんと休みをずらすようにしているが、正直なところ、休んでも誰も困らない。
ひたすら電話に出て、誰でもできる頼まれ仕事をのんびりとやっている。
だから急に来なくなったって全然問題ない。
「これ頼もうと思ってたのに〜」くらいならあるかもしれないが、急ぎの仕事であれば依頼主が自分でやるか、他の下請けに出すだけである。
私にとって働きやすい職場とは?
こうして振り返ってみると、私にとっての働きやすい職場が見えてきた。
私にとって大切な要素は、こんな感じ。
・やりがいを感じられる
・定時で帰れる
・休みやすい
(これが意外と難しく、現在模索中)
これを分解してみると、こんな感じ?
・雇用形態によって業務内容が大きく変わらない
・業務量が多すぎない
・業務が属人化していない
ちょっと飛躍しているかもしれないけど
事務職が嫌で、専門職をやりたいんだ、私
ということがわかった。
社会福祉士を選ぼうとしていることは、間違ってなかっただろうか?
あと、ムダに責任感が強いから、たぶん正社員じゃない方がいいんだろうなってこともわかった。
このままパートで頑張ります。
さて、産休クッキーからかなり話が逸れてしまいました。
そんなアホな!って感じだけど
現在の職場で産休育休とる人、今回が初めてなんだって。
結構強めな方で、「戻ってきますから!」と声高に叫んでたから
もしかした炎上を知っててこのクッキーを配ったのか!?と気になっている。
ちなみに、私の大好きな腹白のパートさんは
「なにこれ、かわいい〜!こんなのあるんですね〜」っていうお手本みたいなリアクションしていて、とても癒された。好き。
私はいらんこと言わんように、クッキーには触れずに乗り切りましたとさ笑
長くなっちゃったけど、今回はこの辺で。
応募するか迷ってる求人があったんだけど、この記事を書いて考えがまとまったので応募してきます!
今日の自分も好きでいられるように、頑張りましょう!
それでは〜。
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