【ステイ・ホーム日記1】
先週末から気分的にはひとりロックダウン生活をしている。今週は予定していた取材や会食があったり、通院したりで時々外出もしてそのついでにスーパーへ寄ったり、まとめて用事を片付ける日々を送っていた。
家にいるのは得意だし、この静かな日々もそれはそれで心地よく(天気のいい日はツラいけど)今週はとくに締め切りを抱えていたからあっというまだった。
ニュースもSNSもタイムラインはコロナの情報で溢れていて、今世界で起こっている未曾有の混乱を思うとやっぱりこわいし、どうしたらいいのだろうと思う。
海外のロックダウンの只中にいるひとたちのブログや実際に感染した人の体験に触れるとそれはもう胸が苦しくてたまらない気持ちになるけれど、今はただ家にいることがこの混乱の中でできる唯一のことだから、じっとしていようと思う。
こうしているとみんなどうしているだろうって友だちや大切なひとたちのことを思い浮かべる時間も自然と増えて、断片であってもSNSで互いの様子をシェアできるテクノロジーはありがたいし、ZOOMを使ってオンラインで顔を合わせたいし、何よりどうしているか話しがしたい。
みんなが思い思いに少しでもこの日々を前向きに過ごそうとしてるのを見ていると励まされるし、長期戦になりそうな時間を快適に過ごすためにまずは家を心地よく整えることから始めようと思う。
昨日電車の窓から見えた桜はもう葉桜で、今年はこのまま桜を見ずに気づけばもう散っているんだろうと思うとたぶん今年は忘れられない春になりそう。