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Fintokei(フィントケイ)のDavid社長とお会いした話

10月31日にFintokei(フィントケイ)のDavid社長とお会いし、今回の価格改定の話や今後の展開などいろいろお聞きしたのでご報告です!

1. 価格改定(値上げ)の理由

まず最初に、前日(10月30日)に発表された一部プラン値上げ(2024年11月4日~)について、その理由を聞きました。

①より良いサービス提供

価格改定のお知らせにもありましたが、より魅力的なサービス導入のためというのが今回の値上げの理由(建前?)です。

  • 安定して取引を行うトレーダーに対する最大報酬の引き上げ

イチかバチかのギャンブルトレードではなく、コツコツ利益を積み上げる取引をしているトレーダーの報酬率を引き上げることを検討しているそうです。

  • 日本国内で利用可能な支払い方法の追加

近日中に「銀行振込」でのプラン購入に対応するとのことです。
決済代行は資金移動業ライセンスを持っている業者を使うそうなので安心ですね。

  • その他嬉しい機能

既存のMT4/MT5、cTraderに加え、新しい取引プラットフォームの導入を予定しているとのことです。

TradeLocker、MatchTrader、TradingViewあたりが候補?
どのプラットフォームを導入するかはまだ教えてもらえませんでしたので、発表を待ちましょう。


②ギャンブルトレーダーへの対応

こちらの記事にありましたが、Fintokei(フィントケイ)のプロ合格率は7~8%、合格後の出金率はそのうち16%程度だとか。

David社長によると、日本人は海外の方と比べてall or nothingのようなギャンブルトレードをする人の割合が高いそうです。

ギャンブルトレーダーは高額口座(サファイヤ~エメラルド)でイチかバチかのトレードを繰り返すことで、多数の口座のうちの1つでもギャンブルが成功すればプロに昇格します。

ですが、そのようなトレードをプロ口座でも続けることで数百万円の高額出金に成功する人もいるのですが、大抵はプロ口座を短期間で失ってしまうそうです。

「経営的には多数の口座を購入してどんどん失格してくれる方が利益になるのでは?」と聞きましたが、これはFintokei(フィントケイ)が育成していきたいトレーダー像ではなく、不健全なものだと考えているとのことでした。

そのため、今回の価格改定ではギャンブルトレーダーが好む高額口座ほど値上げ率を高く設定したそうです。

・計画性のない過剰なレバレッジ掛けや、過剰に大きい数量の注文を行うこと
・一方的で偏った賭け行為
・過剰にプランを購入したり、複数口座を跨いで両建てを行ったり、計画性のない取引を積極的に行うこと
・1回の取引(または同日中に同じ銘柄に対する類似した複数の取引)で利益目標を達成すること

※11月4日~6日の米大統領選挙期間中の禁止行為


③ブランディング

David社長は、「Fintokei(フィントケイ)は今後、今の5倍10倍の規模に成長することを目指しており、目先の利益を求めて毎月30%クーポンを発行するような価格競争には参加しない」と明言されました。

Fintokei(フィントケイ)の母体であるPerpleHoldingは、プロップ業界の黎明期から、裏方として多くのプロップファームと関わっていますが、価格競争に走った業者は、結果としてうまくいかなかったケースが散見されるそうです。

Fintokei(フィントケイ)としては、顧客の信頼を獲得し続けることでプレミアムなプロップファームという立ち位置を目指すとのことでした。

Trustpilotの評価4.8はすごい!


2. 改善要望

せっかくの機会なので、個人的にも他のトレーダーさん的にも気になっているであろうことを要望してきました。

①取引コスト・スリッページの改善

他社と比べてやや高い取引コスト(スプレッド+手数料)について、もう少し改善してほしいをお願いしました。

特に日本人が好むゴールドやドル円・クロス円!

取引コスト自体はデモ口座を提供しているブローカー(PurpleTrading)の設定で、Fintokei側が調整できるものではないとのことでしたが、PurpleTradingと協議してもらうよう強くお願いしておきました。

また、早朝や重要指標時のスリッページについて何とかならないかとお聞きしましたが、こちらはLPが提示する板の問題なのでリアルマーケットでも同じように発生していることを理解してもらいたいとのことでした。

A-bookなんだと思っておくしかなさそうです。。

②仮想通貨の取扱い開始

ビットコインなどの仮想通貨も取引可能にしてもらえるようお願いしたところ、こちらは現在検討中とのことでした!

③アドオンの導入

他社で導入しているようなアドオン(支払いサイクルの短縮、許容日次損失率の拡大など)を要望してみたところ、来春に向けて準備している管理画面(MyFintokei)のリニューアル時に実装可能か検討するとのことでした。

④キルスイッチの導入

PipFarmで導入されているKill Switch(キルスイッチ)がとても便利なので、同じような機能を実装してほしいとお願いしたところ、とても興味深いので検討してみるとのことでした。

キルスイッチは、エクイティが指定されたレベルに達したときに、取引口座のすべてのポジションを自動的にクローズする機能です。
この機能は、ストップロスとテイクプロフィットで構成されています。
ストップロスはあなたの毎日の損失を打つのを防ぐことができ、テイクプロフィットはあなたのエクイティが利益目標を超えたときに通過を確実にすることができます。

PipFarmのFAQ(日本語訳)

⑤クーポン配布

価格競争には参加しないとお聞きしたので、クーポン配布も減らすの?!と心配しましたが、これまでのような割引率(20%程度)のクーポンは引続き定期的に配布する予定とのことでした。


3. まとめ

FXはギャンブルではなく、きちんと学べば勝てるものだということを伝えていきたい

Xでもポストしましたが、David社長は大真面目にこう考えていました。

今後は教育機関との連携など、リアルでの投資教育にも取り組むことで、FXの魅力を広めていきたいとおっしゃってました。

SuperFundedやFundedNextなど、日本語対応プロップファームが今後もっと増えることで、日本でのプロップファームの認知が広まることを期待しているそうです。

競合が増えたとしても、パイを取り合うのではなく、顧客のすそ野を広げながら「選ばれる」ようなプロップファームとなってくれることを期待しています!


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最後になりますが、チャレンジは自己責任でお願いします🙇

Fintokeiの「F」ポーズ

私は寒くてコートまで着てたのに、東京は暖かくていいね!と半袖着てるDavidさん笑
チェコはもう朝晩0℃くらいになるらしいです。