【ライターは誰でもなれる?!】ライターに必要な3つのマインドセット
こんにちは。バンコク在住マルチタスク複業家のayapanです。
今回はライティングのお話をします。「ライターをやっています」と言うと、「文才があるんですね」と言われたり、「私は文章センスがないのでとても、、、」とおっしゃる方がいます。
ライターになるのに、文才やセンスは必要でしょうか?
いいえ、文才やセンスがなくても、パソコン一つあればライターにはなれます。ライター1本で生計を立てられるか、というとそれは大変な道のりですが、世の中には私にような兼業ライターさんがたくさんいます。
それだけライターは、その気があれば誰でも簡単に始められるのです。資格も要りません。名乗ったその日から、あなたはライターです。
とはいえ、ライターを志すのなら、最低限必要な考え方や心構えというものはあると思っています。これから挙げる3要素が少しでも自分にあると思ったら、ぜひライティングを始めてみてください。
①依頼主と読み手の視点を同時に持つこと
私は日本で働いていた時、Web広告の営業とライティングをやっていました。営業アポイントをとり、お店の取材に行き、写真を撮り、広告の記事を書いて入稿するまで、一連のプロセスを一人でやっていました。
当時私が大切にしていたことは、まずオーナー様がどのような想いを持ってお店を経営されているのか、お店のコンセプトを理解することです。そして顧客の立場にたって、このお店に行きたいと思えるような広告記事を書くこと。
依頼主と、記事を読んで買ってくれるエンドユーザー、どちらの視点にも立って考えられることが重要です。
②ベースの文章力を鍛えること
ライターに必要な文章力とは、言葉の表現がうまいことや、カッコイイ言葉を使えることではありません。いかに分かり易く伝わりやすい文章が書けるかという事です。
なるべく一文一文を短くして、読み手にストレスを感じさせず、伝えたいことが簡潔に伝えること。これがライターに求められる「文章力」です。
これを鍛えるためにはどうしたらいいか?
いい文章をひたすら読みましょう。新聞や雑誌のコラムを毎日読むだけでもいいです。最近音読もいいよ、なんて話を聞いて、私も自分の書いた文章を音読しています。リズミカルですらすら読めるのがいい文章です。
③情報収集と情報を取捨選択すること
記事を書こう!と思った時にまず必要なのが、「情報」です。情報がなければ、何も書き始めることができません。
私が広告営業時代にやっていたように、取材対象が既に決まっている場合、最大限の情報をその場で得られるように事前に準備をしておくことが大切です。自分の目で見て聞いて得た情報が一番生きた情報です。
情報を自分で集めなければいけない場合、リサーチ能力が問われます。まずはググる、というところから始まり、参考文献を読んでみたり、詳しい人に聞いてみるなど、情報収集のために自ら行動することが大事です。
そして最後に情報が本当に正しいかどうか、そしてその情報は読者にとって必要かどうかを見極め、情報を取捨選択します。情報をただ並べるだけでは、読者にとって読みにくい文章になってしまいます。
以上が兼業ライターの私が考える、ライターさんに必要な3要素です。
ベテランのライターさんに聞くと、きっと他にもいろんな必要な能力が上がってくるかもしれません。ですが、まず副業でライティングをかじってみたい、と考えている初心者の方は、最低限この3つができる自信があれば大丈夫です。恐れず仕事をとっていきましょう。何事もまずは経験を積むことが大事です。