6月定例会 一般質問
6月の定例会における一般質問
(また長文かつ暑苦しい内容になってしまいました…)
もうかれこれ3ヶ月が走るように過ぎてしまいましたが、
6月の定例会にて一般質問をさせて頂きました。
町議会はメインとなる
定例会が年4回
(6月、9月、12月、3月)にあります。
その他に色々と会議があります。
(実はまだ把握しきれていません。)
一般質問は
議会の前の週の木曜日の15時締切で
紙に書いて、ハンコを押して、
議長に提出します。
その後議会の運営委員会を経て、
本会議です。
私の6月の定例会での質問は
かねてからの疑問であった
「なぜ小清水町の保育士さんはほとんどが会計年度任用職員さんなのか?」です。
自身も保育士をしていた経験があり、
たまに小清水町の保育所でもバイトをしていたため、
この責任ある、肉体労働で頭脳労働で子どもの命を守る保育士の仕事の低待遇&低賃金に疑問?疑問?でした。
いま、うちの町では来年の秋に公設公営の認定こども園が完成する予定で
それに向けて18人中2人(2人とも男性保育士)しかいなかった正職員をあと6人程度採用する予定、と町から保育士さんたちに説明があったそうです。
実際に保育士さんたちに話を伺ったり、近隣の市町村や保育所に話を伺う中で
今までの色々な疑問??と思える問題が見えてきました。
小清水町の保育士の正規採用試験は
ほぼ20年ぶりです。
それは町が保育所を民営化したくて、
その可能性をずっと模索してきたから、
採用を見送っていたのです。
実際に過去の答弁で町長が述べられていますが、
4年前くらいには、引き受け手がいないということで、
民営化を諦めていたようです。
保育士さんは、保健師さん栄養士さん看護師さんなどと同じような女性の多い貴重な専門職です。
小清水町出身の方が多く、
給料が安くても親の近くに住みたいという思いで働いてきた。
と聞きました。
ですが、自分の子どもが保育士になりたい、と言ったら反対する。
という方もいました(涙)。
今回の質問をするにあたり調べましたら、短大を出て20歳くらいから60歳まで40年間会計年度任用職員として働いたときのお給料の差が正職員と比べて4600万円ほど違いました。
他の自治体の保育所の園長先生は小清水町の保育士の正職員の数の少なさに驚くとともに、「会計年度任用職員さんが担任をされているのですか!そういうことはうちではありえないですね。」とおっしゃっていました。
結局今はほとんどが会計年度任用職員さんという中で、
担任を持ったり、書類を書いたり、正職員とほぼ変わらない重責を負わされていたのは明らかです。
私は産休とかもとりたい方がいるだろうし、6クラスに1人ずつの6人では少ないです。
と言いました。
久保町長も「将来的には保育士全員が正職員というのが理想」とおっしゃっていましたが、
現実はなかなか厳しいようですね。
初心者なのにハードな内容で、
質問終わった後も胃が痛かったですが、
これからもこのことは見続けていきたいです。
今回質問をするにあたり、
色んな方にお話を伺う中で、
知らなかった小清水の話、
行政について、
皆さんのご苦労や想い、
を聞くことができ、
それが次に繋がっていく感じをもちました。
あれこれ文句ばかり言う人でなく、全体的な幸せにつなげていくことが大切
それをどうやってやっていくかが大切、という想いを持っています。
それぞれが安心して満足して暮らせている、
っていうことが基本的な幸せで
そんな環境でこそ、
夢をもったり、
それを実現するがんばろうって気持ちになったり、
周りの人に優しくできたり、
その人の本当の良さが発揮できるんじゃないでしょうか?
次回9月の定例会は9月12日〜14日の予定です。
議員さんによる一般質問は初日の12日の午前中です。
私もまた質問してみようと思い、質問を練っています。
お時間ある方はぜひ一度議場に見に来てください。
事前の申込みは必要ないです。
詳しい質問と答弁のやりとりは以下をご覧ください。↓
議会の議事録 6月の定例会(小清水町ホームページより)
https://www.town.koshimizu.hokkaido.jp/hotnews/files/00008500/00008545/20230904145342.pdf
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