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シンガポール渡航に必要な手続き(短期・2022/4/1以降)
●ここでまとめた内容は、現時点(2022/3末)時点での情報で、シンガポールへの短期渡航(Short-Term Visitors)の場合です。
●トランジット等の場合はルールが異なります。
●今後のCOVID-19の状況によりルールはまた変更になる可能性があるため、最新情報は必ずシンガポールのICAなどを参照してください。記載した情報はICAから発表されている情報などを元にしていますが、間違っていたり、これで不利益を被ったとしても責任は負えません。
2022/4/1以降、シンガポールへの短期旅行も渡航後隔離なしで行けるようになると発表がありました。入国および帰国の際の条件は下記の通りのようです。色々準備しないといけないものがあるようなので、備忘録代わりに整理。
●シンガポールへの入国時(ICA: Checklist for Fully Vaccinated Travellersより)
ワクチン(2回〜)接種証明書
SGACのオンライン申請
出発前48時間以内PCR陰性証明書
SGD30,000以上の補償があるCOVID-19 Travel Insuranceに加入
※入国時には必要でしたが現時点(4月中旬)では不要となったようですTrace Together のインストール
●日本への帰国時(在シンガポール日本国大使館HP、厚生労働省HPより)
シンガポール出国前 72 時間以内の検査証明書
新型コロナウイルス感染症のワクチンを3回接種していることを確認できる証明書を検疫で提示できる場合:入国後の自宅等待機
ワクチンを3回接種していない場合:原則7日間の自宅等待機。ただし入国後3日目以降に自主検査(自己負担)を受け、陰性の結果を厚生労働省(入国者健康確認センター)に届け出て確認が完了した場合は、その後の自宅等待機の継続は不要
日本→シンガポールへの入国時に必要なものと準備方法
それぞれ詳しく書いていきたいと思います。
前提条件:
◯COVID-19ワクチンを指定回数接種している人 または 12歳以下(2010年以降生まれ)でワクチンを接種していない人
ファイザーの場合:2回接種 & 最後の接種から17日以上経過していること
モデルナの場合:2回接種 & 最後の接種から24日以上経過していること
◯出発前7〜90日前に陽性反応が出ていた場合、渡航資格ありか要確認
ワクチン(2回〜)接種証明書
3回受けている人は安心。2回受けている人は上記の経過日数を要確認
英語記載の証明書で、項目指定あり。
マイナンバーカードがあれば、接種証明書アプリで大丈夫。なければ自治体に書類申請。
SGACのオンライン申請
SG Arrival Card(SGAC) - 電子出入国カードのオンライン申請 ※コロナ前に渡星した時はまだ紙でしたが、今はこちらになっている様子。このカードを申請することで、これまでの入国スタンプがなくなり、代わりにメールにelectronic visit passが送られてくるようです。
Visit Singapore Travel Guideアプリ(App Store or Google Play)でもできるようですが、ICAのサイトではここから登録するようにナビゲーションがあったので、ウェブで行おうかと思ってます。
申告はシンガポール入国日の前3日以内のみ可能。忘れそう。費用は無料。
このSGACに、ワクチン接種証明書の登録をします。DVC(digitally verifiable vaccination certificate - ワクチン接種証明書)をSGACでアップロード、またはそれが難しい場合は、上記のワクチン接種証明書を搭乗/入国時に提示。
SGACでアップロードできる証明書のフォーマットは対象国ごとに違い、日本は SMART Health Card (SHC) または QR code in ICAO-Visible Digital Seal for NonConstrained Environments (VDS-NC) format" のようです(参照元)。接種証明書アプリはVDS-NCのQRコードがあります。書面は入手してないので不明。ここらへんは3日前にならないとやらないのでまだ詳しくはわからない。
[追記] 入国日を1日目として3日前からオンラインで登録可能。登録自体は数分でした。ワクチン接種証明書については、私は接種証明アプリからQRコードのある画面をキャプチャーしてアップロードしようとしたのですが何度やってもうまく行かず。結果、QRコードの部分だけをトリミングしてアップロードしたら成功しました。
出発前48時間以内PCR陰性証明書の提出
出発前48時間以内に検査を受けること
PCRまたはART
手書き不可、英語または公証された英訳が添付されているもの
渡航者氏名、生年月日またはパスポート番号、検査日、検査結果
フォーマットがちゃんと対応しているかどうかの安心感も含め、海外渡航者新型コロナウイルス検査センター(TeCOT)から予約をすると良いかと思います。PDFで翌日結果が届きます。
[追記] 陰性証明書は行きの羽田空港でのチェックイン時に確認されたのみでした。
SGD30,000以上の補償があるCOVID-19 Travel Insuranceに加入
COVID-19関連の医療費として、最低30,000シンガポールドルの保険に加入が必要
ICAのサイトで紹介されている保険会社経由でオンラインで申込みできます。
上記サイトでAIG、Chubb、HLの3つが紹介されていましたが、居住国で日本を選択できたのが現時点ではChubbだけでした。私の場合、保険料は1週間で最低ラインの30,000シンガポールドルのもので、$19.15でした。
必要な項目入れてオンラインでカード決済したらすぐにPDFで保険証書が届きます。
[追記] 4/13段階で上記のサイトにアクセスすると、ルールが若干変わってました。
Short-term visitors who are not fully vaccinated and are required to have travel insurance for their COVID-19-related medical treatment and hospitalisation costs in Singapore should ensure that their insurance has a minimum coverage of S$30,000 (based on COVID-19 bill sizes at private hospitals).
ということなので、Fully vaccinatedの人はもう不要っぽい。
Trace Together のインストール
シンガポールではどこ行くにも必要なアプリ(これ日本でも欲しい)。ショッピングセンターやホテル等、建物内に入る時義務付けられてるところが多いです。インストールはこちらから。
[追記] このアプリは本当にどこの建物に入るにも必要でした。基本は建物の入口で掲示されているQRコードを読み込む→係の人に見せるんだけど、場所によっては無人でアプリを読み取り端末に当てれば開くところもある。
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シンガポール→日本への帰国時に必要なものと準備方法
シンガポール出国前 72 時間以内の検査証明書
検査証明は、シンガポールの認定クリニックにより交付されるdigital PDT certificate(「Memo on XXXX Result」)を印刷。
受検方法はこちら。
シンガポールのMinistry of Healthで公開されているPCR検査機関で検査。onemapで見る限り、町中に相当検査できるところがあるので、行ってから予約しようかなと思ってます。
[追記] 結構混んでるので予約必須。シンガポールに到着したらとりあえず予約してしまった方が良さそうです。シンガポール在住日本人向けに日本語に対応しているクリニックもあるので英語が不安な人は調べてみたら良いかも。私は結局だいぶローカル寄りのクリニックに行ったのですが、パスポート番号も生年月日も間違えて登録されたので、検体取る前に書類はちゃんと確認した方が良さそうです。
[追記] 検査証明は My SOS アプリから事前に登録することを強くおすすめします。詳しくはこちらを参照してください。ファストトラックの登録をしておくと、空港の検疫プロセスがショートカットされ、比較的短い時間で空港から脱出できると思います。参考までに、私は平日の夕方成田空港に到着しましたが、ファストトラック登録済で飛行機を降りてから空港を出るまで約1.5時間(うち検査結果の待機が1時間弱)でした。
帰国時のルールは冒頭記載のものを再掲します(厚生労働省HPより)。
新型コロナウイルス感染症のワクチンを3回接種していることを確認できる証明書を検疫で提示できる場合:入国後の自宅等待機
ワクチンを3回接種していない場合:原則7日間の自宅等待機。ただし入国後3日目以降に自主検査(自己負担)を受け、陰性の結果を厚生労働省(入国者健康確認センター)に届け出て確認が完了した場合は、その後の自宅等待機の継続は不要
私はワクチン3回接種しているので入国後の自宅等待機はありませんが、帰国したらPCR検査を受けて確認しようと思ってます。