2年越しのハネムーン、初日に置き引きに遭った話(笑)
こんばんは。
事務の仕事と主婦業をしながら、自分のニットブランドを立ち上げた26歳です。
※ブランドを始めるようになった経緯はこちら
前回の記事にも書きましたが、結婚してから約2年越しのハネムーンに、フランスとイタリアへ行ってきました。
付き合ってから9年目を迎えたわたしたちですが、お互い海外旅行好きにも関わらずまだ一度も一緒に海外に行ったことがなかったのです。
7年ほど前、まだお互い学生だった頃。
フランス・オランダ・ベルギーをめぐる旅行を企画したことがありました。
航空券を取り、残すところあと二週間…となった時、記憶に新しい「パリ同時多発テロ」が起こりました。
心配したわたしの両親は、ヨーロッパ旅行を許しませんでした。
当時はまだ20歳そこそこで反抗もできず…残念としか言いようがありませんでした。(テロに巻き込まれていなくて本当によかったと思います)
しかし、彼(現在の夫)はなんと一人で行ってしまったのです!!
久しぶりの海外に胸が躍りっぱなしだった私は、羨ましくて仕方ありませんでした。
(彼がヨーロッパにいる間、羨ましさのあまり私はオーストラリアに初めての一人旅行へ。一人で海外に行くことは当時のわたしにとって大きな冒険でした。海に入ってコアラを抱っこしたくらいですが、とてもいい経験でした)
それ以降は、お互いの学業や仕事の都合が合わなかったり、別れたりもしたので(笑)海外旅行の予定はしばらく立てられませんでした。
結婚が決まり、ハネムーンは海外に…となった矢先コロナが流行り出してしまい、運命はとことん二人で海外に行かせてくれませんでした(泣)
(しまいにはウクライナで戦争まで始まってしまい、どうなることかと思いましたが…何事もありませんでした。ホッ)
前置きが長くなりましたが、こんな感じでなかなか二人での海外旅行は叶いませんでした。
海外旅行の規制が緩和してきたこと・わたしの退職・お盆休みと、いいタイミングが重なり、今回やっと夫と海外へ行けたことがとってもとっても嬉しかったのです。
行き先のメインは、なんと言っても憧れのパリ!!
(夫は既に行っていますが、喜んで賛成してくれました)
そして、中学生の時に映画「ツーリスト」で見て、なんて幻想的で素敵な場所なんだろう…と感激した、イタリアのヴェニス。
そしてミラノを少し観光するというスケジュールになりました。
成田から約6時間、タイ・バンコクを経由してフランスのシャルル・ド・ゴール空港まで約12時間。
空港から約50分ほど直通の電車に乗り、ホテルがあるDenfert-Rochereau駅へ。
ヨーロッパでのスリの話は耳にタコができるほど聞いているので、電車内では眠くてもしっかり目を開いていました👀
ホテルに着いたのが朝9時過ぎ。
お腹が空いていたので、ホテル近くのカフェレストランへ。
ちなみに、メニューが筆記体でよく読めなかったので適当に頼みました。
久しぶりの海外に浮かれて朝からビールも頼み、二人ご機嫌で仮眠を取りにホテルに戻ります。
ホテルに着き、部屋着に着替えて寝る準備をしていると夫が一言。
「iPhoneが無い…」
…。
どうやら、さっきの店に置いてきてしまったようです。
ホテルとお店は徒歩4分程度の距離。
「行ってくるわ」
と急ぎ出ていった夫でしたが、しばらくしてしょんぼりと帰ってきました。
わたしたちが店を出てほんの10分間程度です。
置き引き犯の仕事の速さに驚愕でした。
強奪防止にストラップまで付けていたのですが、置引きされてはどうしようもありません(笑)
警察に届けても仕方ないので(そもそもそこまでの英語力はありません)、不正利用されないようにキャリア契約を解除しました。
※不正利用の通話料に関しては、海外旅行保険の適用外になるみたいです。
国際電話かけられすぎて、100万の請求が来たというエピソードがネットにありました(汗)
着いて早々落ち込む出来事がありましたが、サクッと立ち直る夫に関心しました。
1時間ほど仮眠を取り、パリの街へ…♡
真夏ですが、日本のような湿気っぽさは皆無です。
日差しが強いので日向は少し暑いですが、日陰に入ると風が気持ちよかったです。
マレ付近をぶらぶらして、カフェのテラスでレモネードを飲んで…
憧れのパリに自分がいることがとても不思議で、これからの旅路にワクワクが止まらず、ずっと歓喜の声をあげていたような気がします。
フランスは8月がバカンスに当たり、個人経営のようなお店はほとんどクローズでした。
夕飯はホテル近くのカジュアルレストランで、フランスに来たら絶対食べようと思っていたエスカルゴを堪能♡
以上、簡単ですがパリの初日編でした🇫🇷