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2025年新年あけましておめでとうございます

矢内綾乃です。

昨年度はたくさんのとても素敵な出会いがありました。

10年後、20年後の未来を牽引する若手経営者の卵たちもたくさん参入してきた年でした。

物事を習得するのには、どうしても時間を要します。
自分の選択で、一貫性を持ってやり遂げるのは意外と容易なことではありません。

2万時間の法則

「2万時間の法則」とは、ある特定の分野やスキルで卓越した専門性やマスタリーを達成するには、おおよそ2万時間の練習や経験が必要である、という概念です。この法則は、マルコム・グラッドウェルの著書『アウトライヤー』で紹介された「1万時間の法則」とは異なり、より大きな時間を必要とする場合について言及するものとして使われることがあります。

背景

1万時間の法則は、心理学者アンダース・エリクソンの研究に基づき、特定の分野で成功を収めるには1万時間の意図的な練習が必要であるとされています。しかし、2万時間の法則は、次のような要因を考慮して、より長い時間を設定しています。

  • 複雑なスキル:例として、医学、宇宙物理学、マスターシェフの料理技術など、極めて高度な専門性を要する分野。

  • 複合的な能力:複数のスキルセット(例:言語能力+技術力)を統合する必要がある場合。

  • 持続的な改善:絶え間ない技術革新や進歩が求められる業界では、卓越性を維持するためにより多くの時間が必要。

実際の適用例

  • オーケストラの指揮者として成功するには、音楽理論だけでなく、楽器の演奏技術やリーダーシップなどの複数のスキルが求められます。

  • 起業家が長期的な成功を収めるためには、マーケティング、財務、リーダーシップ、業界知識などを網羅的に習得する必要があります。

注意点〜ただ継続すればいいわけではない〜

2万時間の法則は、単なる時間の積み重ねではなく、意図的かつ効果的な練習が重要です。「ただ時間を費やす」のではなく、以下が求められます:

  1. 明確な目標設定

  2. 専門的な指導やフィードバック

  3. 振り返りと調整を行うプロセス


「2万時間」は、時間の使い方や取り組み方によって、何日間や何年間に該当するかが変わります。以下に具体的な計算例を示します。



一貫性・積み重ね・2万時間の法則

年に置き換える計算をしてみよう!

1日の練習時間が異なる場合:

  1. 1日1時間取り組む場合
    20,000÷365=約54.820,000 \div 365 = 約54.820,000÷365=約54.8年
    → ほぼ55年かかります。

  2. 1日3時間取り組む場合
    20,000÷(3×365)=約18.320,000 \div (3 \times 365) = 約18.320,000÷(3×365)=約18.3年
    → 約18年4か月。

  3. 1日8時間取り組む場合(フルタイム相当)
    20,000÷(8×365)=約6.820,000 \div (8 \times 365) = 約6.820,000÷(8×365)=約6.8年
    → 約6年10か月。

フルタイムで働き、年間休日を考慮した場合:

  • 週5日、1日8時間取り組むと仮定
    年間労働時間:8×5×52=2,0808 \times 5 \times 52 = 2,0808×5×52=2,080時間
    20,000÷2,080=約9.620,000 \div 2,080 = 約9.620,000÷2,080=約9.6年
    → 約9年7か月。


まとめ

  • 取り組む時間が少ないほど、達成に数十年かかる場合もあります。

  • フルタイム相当で集中して取り組めば約10年未満で到達可能です。

起業してみる!のが目的ではなく、半永久的に黒字経営する一流の経営者になるには、10年は想定の範囲内で努力した方がいいと思うのです。
となると、30代で大成功するには、20代でも遅いくらいです。

気づいた時が一番若い時です!
自分の可能性を信じて、仲間の可能性を信じて、2025年もたくさんチャレンジします!

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