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読んでみた『破局』

と。
この作家さんの実父が櫻井敦司と知って、ミーハー(なんだか古い言い回しだ)にも買ってみた。
読んでみた。

なんとなくネタバレっぽいので、これ以降はご了承ください……


……。

芥川賞の本だね…
って、最後の最後にそう思った。


前半、いや、かなり後半まで、
若い男子って、こんなもんか…となんだかむずむずした感じがしていたのだけど。

ごそーーーーっと、回収にかかるのね。


で、『羅生門』か!みたいな。


なんかこう…なんか…


なんなんだよーーーーーーーっっっっ


てなるやつ。


で、意外にも自分が芥川賞受賞作品を読んでいたことに気づく。

だって、芥川の顔が好きなんだもん。
太宰よりも漱石よりも芥川だな。


てか、なんか後を引くお話。


なんか口直しに(嫌な意味ではなくて、前向きに現実を生きるために)次は何を読もうか。


コミックだけど、『約束のネバーランド』が待ってるの…次女がダンと勧めてくるので…

キャンドル灯して、中庸を取り戻そう。まず。

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