漫画『異世界らくらくサバイバル』の担当編集が変わりました! なんと早くも五代目!
絢乃です。
今月から、講談社のヤンマガwebで連載している漫画『異世界らくらくサバイバル』の担当編集が替わりました。
実はらくサバ、担当編集の交代回数が非常に多い漫画です……などと言えば「何か問題が起きているのか?」と思われそうですが、そんなことはありませんのでご安心を!
本作品は、別件でご縁のあったヤンマガの編集さん(S氏)に対し、絢乃が「コミカライズしていただけませんか?」と持ちかけたことから始まります。
ただ、S氏はご退職される直前でした。普通なら「そんなわけだからごめんね絢乃、ばいばーい!」と終わるところですが、なんと編集部にらくサバを推してくれました。
これによってらくサバのコミカライズが決定するのですが、同時にS氏はご退職され、二代目のK氏へ一時的に引き継がれます……が、K氏もほどなくして異動が決定し、三代目のT氏に引き継がれます。
かくしてT氏と本作品の担当漫画家さんを探すことになり、最上先生と聖橋先生のお二方が担当してくださることになりました。
最上先生には長らく一緒にやってきている別の編集さん(H氏)がいるため、ここで担当編集がT氏からH氏へ交代となり、H氏とともに作業を進めていくこととなります。
最上先生や聖橋先生、そしてH氏のおかげで、らくサバは発売即重版を続ける人気作になったわけですが、この度、H氏がヤンマガ編集部を離れるとのことで、担当編集が替わることになりました。
このような経緯によって、らくサバは連載開始から1年3ヶ月で五代目の編集を迎えます。今度はなんとダブル編集による盤石の体制です! すごい!
ということで、らくサバは始まった時点で数度の編集交代を経ていました。編集の交代はよくある話ですが、連載開始時点で数度も編集が替わっている作品は珍しいと思います。
ここに至るまでを振り返ると、ヤンマガの編集さんは良い方ばかりでした。上の文章ではさらりと流れている二代目のK氏なども、実際には三ヶ月ほど担当してくださっていて、その間、すごく丁寧にサポートしていただいています。
また、最も長い期間ご一緒させていただいた四代目のH氏には、らくサバ以外でも何かと相談に乗っていただくなど大変お世話になりました。最上先生も仰っていましたが、いつも作家のことを第一に考えていて、思いやりのある素敵で素晴らしい方です。
担当編集の交代は、何年も商業作家をしていると否応なく経験することですが、どうしても不安になるものです。担当編集が替わった途端にギクシャクし始めた……という話もよく聞きます。
ただ、不安になるのは編集さんも同じだと思います。特にらくサバはここまで絶好調なので、少なからずプレッシャーがあるはずです。そういう不安を取り除けるよう意識して取り組みたいです。
今後とも『異世界らくらくサバイバル』を何卒よろしくお願いいたします。
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