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蓮にエロティシズムを掻き立てられて

9月も半分が過ぎてしまいました。
今回は趣向を変えて、わたしが見ている世界をシェアしたいなと。

特に先月ずっとグッときていたさとこさんの蓮の花。

最高にエロいなと思ったので、写真に散文をつける試みをば。
(さとこさんお写真使わせてくれてありがとう)

1.浴衣の人

浴衣からはらりと見える、白い肌。
柔らかそうな肌、触れたら吸い付くんだろうか。
湯上がりのやや汗をかいて、石鹸のいい香りがしている。
きっと今夜は眠れない。

2.優等生の彼女

優等生の君は制服のボタンを一番上までキッチリとめる。
でも、たまに感じる。そこから溢れそうな魅力を。
ちらりとのぞく、その野生的な視線を
脳内でどう処理していいかわからない。
"イケナイコト"を聞いてもいいのだろうか。

3.雨宿りの君

雨の音が部屋をよりひっそりさせる。
大粒の雨がガラスにぶつかっては流れる、ぶつかっては流れる。
急なスコールで部屋に避難させてもらったけれど、
心臓の音、聞こえてないだろうか。
借りたバスタオルから柔軟剤のいい香り。
タオル越しに触れてる指先の熱をずっと感じたくて
体制を変えられずにいる。
足痺れてきた、けど、も少しこのまま。

4.奥底で唸る獣

わたしは身体の奥底で大きな獣を飼っている。
身体の奥からそいつが欲しがる、求める。
好きとか恋愛とか、そういうのはいらない。
ただ触れ合って貪りあって味わい合いたい。
名前も思考も吹っ飛ばして身体だけのわたしが
ただ、いま、そこに存在してる。

5.交われない人

二人でいたのに、さっきまで一つだったのに。
あなたは全然変わらない。1ミリも変化しない。
甘い言葉なんでひとつも言わない。孤高の存在。
ただ時間と身体を共有しただけ。
個体と個体でしかなく、身体は繋がれても
心が通うことは、きっとこの先もない。
悲劇しか予感がないのに、きっとまた連絡してしまう。

ほわー、面白かった。短いからこそ想像が掻き立てられる感じ、共有してもらえたら、とっても嬉しいわ。

今日も気持ちいい1日を♪

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