初めての猫シッター体験記
先日、仙台への一泊旅行の際に初めて猫シッターを利用したときの記録。
私はとても欲張りなのである。猫も大好きだが、旅行にも行きたい。猫と旅行できれば最高なんだけど、今はまだ無理なので猫さん達にはお留守番してもらうことになる。「自分が楽しむために、猫に寂しい思いをさせるなんて!」という意見もあるかもしれないけれど、お互いが常に我慢して一緒にいるというのは、不健康な関係だなと。猫であれ、人間であれ、お互いのびのび生きてくのが私の理想だ。
猫シッターを探して
去年は飼い始めたばかり&成猫前の赤ちゃん猫だったので、旅行は控えていたが、今年初めに旅行もしたいぞと思った折に猫シッターを探し始めた。地域名+ペットシッターでいくつか候補が出てきたので、メールや電話でやりとりをして、人柄をつかんでいく。
具体的な日程が決まる前では挨拶にきてくれないシッターさんも多く、そこがなかなか悩ましかった。自室の鍵を預けるので、仕事をお願いするかどうかは実際に会ってから決めたかったからだ。
ちなみに、ペットホテルと猫シッターの違いは猫を設備の整った施設に預けるか、自宅にシッターさんに来てもらって世話をしてもらうかの違いだ。猫は新しい環境に馴染むのが苦手なため、ペットホテルの選択肢は最初からなく、猫シッターを探すことにした。
結局、電話で話した感じの良さそうなSさんにお願いすることにして、一度猫にも会って欲しくて自宅に来てもらった。
Sさんとの初対面
自身も4匹猫と暮らしているSさんは溌剌としていて、自分の母親よりも少し上くらいの世代。かつては事務の仕事をしていたが知り合いのペットシッターの世話をするうちに、自分でもやるようになったそう。
過去には犬も飼っていた経験から、ワンちゃんのシッターやお散歩などもしているそう。「好きなことやってお金もらえるなんて申し訳ないわ」というセリフがすごく印象的だった。あとカバンが猫柄だったのも見逃さなかった。笑
うちはお客さんが多く来るということもあって、猫たちはあまり人見知りはしないのですぐにSさんにもスリスリし始めてお互い安心の挨拶になった。
旅行当日、その後
当日、まさかの寝坊でバタバタと出かけて行ったのたが(新幹線には無事に間に合った。)、ご飯の場所やトイレの掃除の仕方なども書き残して行ったので、帰ってきたときもトイレもキレイになっていて安心した。
一つ、ポイントになるなと思ったのは当日の連絡について。Sさんは旅行中の私に気遣ってあえて連絡はしなかったのだが、私は初のシッター利用に連絡がないことが逆に気になって連絡してしまった。(旅先での猫ロスという原因もある。)すぐに写メを送ってくれて安心できた。
帰宅するとワンにゃん日記なるものが置いてあり、来てくれた時間とトイレの回数や様子が詳しく書いてあり、読んでいて和んだ。
料金について
1日1回で2500円、1日2回なら4000円の設定なので、今回は一泊だったので二日間の午後と午前と1回ずつで5000円。鍵の返却時にお支払いをするシステム。
正直、もっと安いシッターさんもいたし、1回2500円は高いかもと思ったけれど、経験もあるシッターさんに大切な家族の面倒を見てもらうわけだから、逆に安くても心配だなと思った。近所に住んでいるそうなので、今後も利用したいと思うし、猫も同じ人が来てくれる方がきっと安心だと思う。
実際、今回空腹による嘔吐があったのだが、キレイに片付けてくれていてそれもとても気持ち良かった。
まとめ
実際利用してみて、本当に良かった。実家に一泊する際などご飯時間をずらすなど猫に我慢してもらっていたりもしたけれど、ほぼ丸2日だとそうもいかないし、私もシッターさんが来てくれるおかげでゆったり旅が出来たので、とても良い時間が過ごせた。
何よりも、猫が待っている家に帰れる喜びが、旅行の仕上げとして待っているのはとっても豊かだなぁと実感出来たのが大きい。
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