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終電の逃し方

帰りたくない夜、ありませんか?そんな夜に私だったらどう行動するのかを書いてみる。ただし、うまくいくかは保証しないよ。

会話編

とにかく聞き上手に徹する。そもそも相手に興味があるから、会っているわけで、今のお仕事のこと、休みの過ごし方や趣味、小さい頃どんな子供だったのか、どんな部活をやっていたのかなど根掘り葉掘り聞く。興味を持たれたら誰だって悪い気分はしないもの。とにかく、たくさん喋ってもらって時間があっという間に時間を過ぎるのを待つ。もちろん、話した内容はちゃんと覚えておく。(この辺が酔うと出来ないのが私の悪癖である。)会話の中で、明日の朝は早くないなどこちらの情報も伝えておく。ただ、自分のことはあまり話さず、「私の話は今度、ゆっくり聞いてね」と次回への約束に繋げるときに使う。

二軒目編

二軒目には積極的に誘う。終電がある時間に駅に辿り着いてはいけないのだ。そこからの巻き返しの難易度はかなり高いのでオススメしない。30分あればお茶も出来るし、「デザートが食べたい」「コーヒー飲みたくない?」「あと一杯だけ飲みたい」「面白そうだから、あそこ入ってみようよ」など、駄々をこねたり、割と2人とテンションが高まっていれば「もっと話したいけど、ダメかな?」と言ってしまうのもあり。相手にバレバレなくらいのこちらの意思表示はとても大事。相手だって自分の勝手な勘違いじゃないかハラハラしているのだから。

まさに終電に間に合うか合わないか編

相手が自分の終電を把握せず、おしゃべりに夢中になっていれば黙って終電を横目に流せばOK。心の中ではガッツポーズ。もしも、相手がご丁寧に気にかけて、もう帰ろうか?終電平気?なんて言い出した場合、いくつかの対応パターンがある。

その1 黙る

あまり長時間はよくないけれど、とりあえず黙って、可能であれば相手の目を見る。悲しげでも、悪戯っぽくでも、そこは相手との関係性において決める。「この状況から察してくれ」オーラを出して、相手から「明日は朝早くないの?」「大丈夫なの?」と、終電に乗る以外の質問が出ればクリア。

その2 逆に聞く

賭けでもあるけれど、「もう帰っちゃうの?(私は帰りたくないよ)」「(相手の名前)は帰りたいの?(私は帰りたくないよ)」 と、相手に委ねるようでいて、自分の主張を伝えてみる。相手から「明日は朝早くないの?」「大丈夫なの?」と、終電に乗る以外の質問が出ればクリア。

その3 攻める

もうしちめんどくさいやり取りはすっ飛ばして誘っちゃう。「私は今日は(相手の名前)とずっといたいと思ってたんだよね」と真顔で思ったままに伝えたり、「一緒に泊まっちゃおっか」と冗談っぽく伝えたり、ストレートに攻める。相手から「明日は朝早くないの?」「大丈夫なの?」と、終電に乗る以外の質問が出ればクリア。

だいたい、上記の組み合わせか単発で伝えられる。それでも、どうしても朝早い仕事だから帰りたいとか、相手になんやかんや言われたらスッと引く。最後の最後は相手の意思を尊重する。

その後のこと

その後は二人の中で決めればいい。大人なんだから。タクシーに乗せられないように、オールカラオケにならないようなやり取りを聞きたい方は、また別の機会に。それでは、今日も良い夜を。







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