恋に落ちるスピード
わたしは人をすぐ好きになる。
会って5分もすれば、興味が湧く人or興味の湧かない人に分かれる。
興味が湧く人をさらに、今後も会い続けたいか、今だけか、一晩いたいかと細分化されてくる。
みんなそうだと思ってた。
だから、うまいことコトが進んで、一晩いられて、その後もLINEが続いて、また翌週にも会えたら、もうこれって付き合えるってことでしょ?と、鼻息荒く相手に迫っては、逃げられた。笑 しかも何度も。笑
まぁ、詰め寄られたら逃げたくなるわな。
誰かが人を好きになるスピードはそれぞれ。
ましてや、相手次第で
そのスピードはさらに可変する。
生まれて30年以上経ってるようやくわかった真実。
長かったぜ。
相手の「好き」の気持ちが育つまで、
こちらもコストをかけないといけない。
このコストっていうのが、時間とか他の人と出会う機会とか、デートするときに必要になるお金とかね。
それだけのコストをかける「覚悟」を決めないと関係は深まらないし、
何なら、コストをかけても関係が期待通りに進まない「リスク」もある。
その「リスク」を抱えてもなお、相手の「好き」の気持ちが育つのを待ちたい、その時間さえ愛おしく思いたいというのが恋なんかもしれない。
(その気持ちがあれば、その恋が終わってもきっと愛おしめるはず。)
すべての関係性は言葉じゃ表せない。
それが焦りの元にもなるけど、楽しみたい。
わたしは、せっかちで生き急ぐタイプなので、すぐに関係を結論づけたかった。だから、すぐ寝ちゃう。すぐ告白しちゃう。それで相手に彼女認定して欲しがってた。
そうやって安心したがってた。執着と支配欲。
自信のなさからくる恋愛の仕方をしてた。
でも、恋愛って男女の関係のグラデーション全てを含んでる。
知り合い、友達、セフレ、恋人、婚約者、配偶者だけじゃない。
言葉に出来ない関係性ってあるのに、言葉にできないから、もどかしい。
もっと適切な温度感の伝わる言葉が見つからない関係もある。
相手のペースを尊重してみる実験をした。
焦れたけど、結果良かった。
わたしはすぐに人を好きになっちゃうけど、わたしが恋した人は、好きになるのに時間を要す人だった。
でも、とーっても素敵な人で、わたしはこの人を幸せにしたいなと思ったし、俄然コストかけてもいいって思えたので、じっくり待ったわけ。
そうやってグレーな時期を1ヶ月半。
当然やきもきする日もあったけど、信頼出来る相手に相談しながら過ごした。(余談だけど恋愛って、人に相談した方が絶対よくなると思う。)
ある日、わたしの友達との飲み会に彼を誘うことにした。
わたし「あなたのことを、友達になんて紹介したらいいかな?」
(決めてかかるではなく、相談ベースなのがキモ)
彼「好きに紹介してくれたらいいよ」
わたし「じゃぁ、わたしのボーイフレンドですっていっちゃうよ?」
彼「・・・・いいよ(嬉&照)」
(わたし、心の中でガッツポーズ!!)
10月の半ばに出会って、グレーな1ヶ月半を過ごし、12月のあたまにこんなやり取りをした。お互いに恋人であることが心地よいと認識しあえる瞬間が来た。やったね。現在も順調交際中。
というわけで、彼氏ができたよー!!
楽しいパートナーシップを築いてくよ!!