1位を獲る意味とは?〜Beauty Japan東海大会審査委員長・池谷潤平さんの言葉〜
1位と2位の違いとは?
Beauty Japan東海大会で池谷さんがお話された内容を
私は今でも覚えています。
池谷さんから問いかけられたもの。
「みなさん、1位と2位の違いは何かわかりますか?」
この問いに対し、その場にいたファイナリスト10人(3名欠席)は
答えられませんでした。
池谷さん「世界で一番高い山は?」
ファイナリストA「エベレストです」
池谷さん「はい、正解。そうですよね。
じゃあ次。日本で一番高い山は?」
ファイナリストB「富士山です」
池谷さん「はい、正解。これも簡単ですよね?
これはみんな知ってますよね。
じゃあ、世界で2番目に高い山は?
日本で2番目に高い山は?
どちらかだけでも、分かる方はいますか?」
この質問にもまた、ファイナリスト10人いて
誰一人答えられませんでした。
そんな私たちに対して、池谷さんがお話したこと。
池谷さんのお言葉は以下の通りでした。
「そうです、そこが理由です。
なぜ【1位でなければならない】のか。
【1位の名前しか、知らない人が多いから】です。
それがまさに、1位と2位の大きな違い。
だからここにいる皆さんは、1位を目指してください。」
「1位を目指すためには、まず目的地を描くことです。
そして、そこに向けて全力を出すこと。
このBeauty Japanの1位の概念は一つではない。
だからこそ、
自分にとっての「1位」を目指すこと。
自分らしさを出すこと。
ファイナリストとして、
「美」を追求し、極めること。
自分にとっての「美」を追求した結果、
最も効果が出ている状態であるべきなのは
【自分自身】。
“もっと、もっと”という気持ちだけが、
人を一番綺麗にするんですよ。」
池谷さんの言葉、どれも痺れますね。
私にとっての「美」とは?
あなたは池谷さんのこのお話を聞いて
どう思いましたか?
私はこれを聞いて、
「私にとっての【美】とは何だろう?」
とずっと考えていました。
そこで思うこと。
私にとっての「美」とは、
やっぱり「生き様の美しさ」だと思います。
どれだけ本気で生きているか。
何を目的に、誰のために、何のために、
魂を燃やして生きているのか。
「上」を目指して努力している人は、本当に美しい。
「もっと」という気持ちが、
人を一番綺麗にする。輝かせる。
本当にそうだと思います。
Beauty Japanの理念について思うこと。
Beauty Japanの理念で
私が最も魅力的だと思ったこと。
それは
「ファイナリストたちが、それぞれの“美”で一番を目指せること」
外見だけでなく、内面も含め、
「その人本来の美しさ」を磨いて、
挑み続けること。
それを追求できるのは、
まさしくこの大会だと思うのです。
ここで私が1位を目指すのは。
私は東海大会の時、最初の頃は「1位になりたい」って言えませんでした。
インスタグラムでたくさんの応援を募っておきながら、
「グランプリ撮りたいです」
「グランプリ目指してます」
これは書けなかった。全然書けなかった。
私にとって、これを書くことは
非常に「重いこと」だったからです。
そもそもね、こういうコンテストとか大会とか、
順位が出るものは、昔から苦手だったんですよ。
ゆとり教育世代ではないので、
学校教育は順位づけに溢れていましたし、
その中で大概あぶれてきました。
だからこそ、ありのままでいたら絶対取れないから、
部活も勉強も全力。
頭悪かったので、勉強しなければそれなりの点数しか取れない子でした。
たまにいますよね。ちょっと勉強してすぐ点数上がる子。
私はそうではなかったのでいつも必死でした。
だからガリ勉でしたが、
それでもトップクラスの成績ではなく。
当時はこんなに頑張っているのに、と劣等感が高まるばかり。
部活(テニス部)も、
何とか部内での一番手は死守していたものの、
そもそも弱小校だったので、
その部活の中で一番でも、
他の学校にはもっと強い子がわんさかいるわけですよ。
だから大会に出ても、いい成績は一度も残せなかったな。
話が全く合わないギャルに囲まれながら、
一生懸命頑張っていたのに。寂しい話だ(笑)
そう考えると、今までの人生でも
「順位付け」で、いい思い出ってあまり無いんです。
Beauty Japanのアカデミーを通じて
「自分にとっての【美】って何だ?」
「自分なりの1位ってどういうこと?」
と考えているうちに、
「そもそも、今までの人生で、“1位”って獲れたことあるかな?」
と考え込んでしまって。
もしかしたら、
「別にならなくてもいいや、1位なんて」と
思っていたことの方が
多かったような気がします。
このセリフだけを聞くと、
何だか斜に構えた奴にも見えますが、そうではなくて。
斜に構えて、頑張りたくないからではなくて、
「頑張ったって私には無理だから」。
「勝てないかもしれないから、恥ずかしくて言えないよ」
という自信の無さかもしれません。
どうせ私には、1位なんて無理。
だったら最初から、チャレンジしない。
最初に「1位」とか言って、
結果出なかったらカッコ悪いし。
別にいいや。
そう思っていたのかもしれません。
真っ向勝負で、
正面から自分の力量を評価されることから
逃げていただけなのかな、と。
そう思った瞬間、このタイミングで、
「貪欲に1位を獲りに行くこと」から、
逃げる人生を変えたい、と思ったんです。
本当は、やっぱりやるからには1位を獲りたい。
「あいつが?無理でしょ。」
そう思う人たちの前で、そう言うのすごく怖いけど。
きっと私が「日本一を目指せる機会」なんて
もうこれを逃したら、無いかもしれない。
「頑張ったなら、たとえ負けてもいいじゃないか」
そのセリフを呟くのは、今ではない。
日本一にならなければ、
見られない景色があるはずだし、
周りからの見られ方だって、圧倒的に変わる。
本当はその未来が、心の底から欲しい。
その世界を味わってみたい。
私はその景色を見に行くことに決めたのです。
本気で獲りに行くと、心に決めました。
どうか私にその景色を見させてください。
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