管理栄養士とは?②管理栄養士としての仕事の選択肢(No.194)
こんにちは、小川綾乃です。
今朝は晴れて、東京の日中は25℃近くまで気温が上がりそうです。
今週は大雨が降ったり、週末も雨予報が出ていたりと梅雨がそろそろかなという空模様になってきました。
ちょうど大学3年生のこの時期に管理栄養士として実習に行ったのを思い題しました。今日は学生時代に行った実習の経験についてご紹介します。
1)大きく6つに分かれる、管理栄養士としての働き先
私の通っていた女子栄養大学はその名の通り、栄養学部しかない単科大学なので、管理栄養士としての働き先は主に6つに分かれていました。
①臨床系
②介護・福祉系
③保育・学校系
④保健所
⑤社食
⑥その他
2)臨床系
主に病院のことを言います。栄養士と管理栄養士の違いが顕著に活かせるのが病院なので、勉強ができる生徒や、元々の志が高い学生が就職先として選んでいた印象です。
栄養士と管理栄養士の違いについてはこちらをご覧ください。
私は大学3年生に地元の茨城県にある元国立の総合病院で2週間実習をさせて頂きました。詳しい名前は伏せますが、これがなかなか辛い実習で、1日目の昼休みに友達に「もう無理・・・」と泣き言の電話をしたのを覚えています。単位を取るためにちゃんとやり遂げましたが、先輩のあたりが厳しく、栄養部長の女性の方が勝浦の方から2時間以上かけて始発で毎朝通っている話を聞いて、私の選択肢からは消えました(笑)
他の同期に聞くと、私のところだけ特殊だったようで、病院で働くことはやりがいもあり、資格をフルに活用できるのかなと思います。
3)介護・福祉系
いわば老人ホーム全般です。特に、特別養護老人ホームや介護福祉施設は高齢者且つ、病気を伴っている方も多いので、食事の形態の幅が多い印象です。私は介護福祉施設とデイサービスに実習でいきました。
デイサービスは元気なお爺ちゃん、おばあちゃんも多く、一緒におやつ作りをして、むしろ大先輩のおばあちゃんに豆腐白玉の作り方を教えてもらい、孫の様に可愛がってもらったのを覚えています。
お爺ちゃん、おばあちゃんが好きな学生が選んでいました。
4)おわりに
管理栄養士として、特に臨床部門の知識を活かせるのが病院や介護・福祉系の施設になります。次回は他の選択肢についてご紹介していきます。
どの選択肢も施設ごとにだいぶ印象が違うので、私も実習先が違ったら今の働き方になっていないかなと思うと人生面白いなと書きながら感じました。