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BtoBのイベントこそギフト活用が大事だと思った話
皆さん、こんにちは。株式会社Faber Company マーケティング・広報担当の清水です。
当社は「ミエルカ」というWebマーケティングを支援するサービスを提供しています。SEO対策ツール「ミエルカSEO」、ユーザー行動の分析ができる「ミエルカヒートマップ」、「マーケティングに特もした人材紹介サービス「ミエルカコネクト」など…Webマーケティングは「ミエルカ」に相談!な状態を目指しています。
#イベントマーケアドベント 2024 DAY17 の本日は、イベントにおけるビジネスギフト活用について当社のユーザー会の事例を交えながらお話いたします。
ユーザー会実施の背景
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当社では他社とのユーザー会の差別化を図りたく愛称を込めて「ミエルカユーザー会」と呼んでいます。
ユーザー会は「サービスの利用者同士で交流できる場を作る」「自社サービスをより好きになってもらう」などを目的に、開催する企業も多いですよね。
当社も交流やエンゲージメント向上のためはもちろん、ミエルカの利用で社外に仲間ができる、といった仕組み作りも大きな目的の1つです。開催頻度としては100~150名程度の規模を年に1回、業種やレイヤー別など小規模での開催を3、4か月に1回ほど。
企画、ユーザー・ゲストへの交渉、集客、運営の指揮すべてをマーケティングチームが担っています。
CSには担当者との交流をメインにしてもらいたいので、当日は運営サポートをしながらもすぐに動ける状態にしています。
多くのWebマーケティング担当者は少数精鋭で仕事をしています。そのため悩みや課題があってもシェアできる環境が少ない…。そこで同じような業務を行う担当者同士をつないで孤独感を解消できるイベントを企画できないか?と考えました。
定期開催するまで注力する理由
BtoBのイベントだとウェビナー、オフライン交流会、展示会、カンファレンス…などがありますが、既存向けの施策の1つとして我々はユーザー会に注力し定期開催することでユーザーさんとの接点回数を増やしています。
ここまで注力している理由は「ミエルカ」を使っている担当者に当社のことやブランドを好きになってもらうためです。
我々が提供するサービスは、ただ使うだけでは完結せず自ら施策に反映していく必要があるので、バックオフィスや勤怠管理システムとは違いNice to haveでコストカットの対象にもなりやすいです。
しかし「ミエルカ」に対して好印象を持っていただき必要な理由を説いてくれれば契約を維持できる可能性が高まります。
実際にユーザー会によるエンゲージメント向上は、当社のマーケティング活動にも大きく寄与しています。
ユーザー会を開催する上での課題
ユーザー会は一方的な情報提供のウェビナーとは違い、担当者同士の交流がより大事です。リアルな場でコミュニケーションを活発化させる必要があります。
この「いかにミュニケーションを活性化させるか」「ユーザー会に足を運んでよかったと思ってもらえるか」が最大の課題でした。
初対面の方同士が早く打ち解けてコミュニケーションを活性化させるためには何をすればいいのか…。そんなときに活用したのがギフトでした。
ユーザー会でのギフト活用について
今年9月に開催したユーザー会では以下の図のように、イベント全体の流れにコンテンツとしてギフトを仕掛けました。
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①歓迎・特別感(受付~着席)
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通常はイベント終了後にギフトを配ることが多いと思いますが、特別感やユーザーさんを歓迎している気持ちを感じてもらうために、あえて受付の際にお渡ししました。
最初にお渡しすることで、受付がただの出欠確認作業ではなくなり自然と感謝の気持ちも表現できます。
②自然な交流(休憩・懇親会)
ユーザーさん同士が交流できる場面は、各セッションの休憩時間、懇親会と限られています。そこで会場内に「お土産用のスイーツ詰め放題」コーナーを設け、休憩中や懇親会中に好きなお菓子を選んで詰めるコンテンツを用意しました。
共通の話題やアクティビティがあることで、参加者同士の自然な会話が生まれ「コンテンツギフト」を楽しんでもらえます。
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③感謝・一体感(お見送り)
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ユーザー会の最後は、全員でお見送りします。
詰め合わせたお菓子やコーヒーパックは複数用意しているので、ユーザー会に来れなかった社内の方々にも配れます。
その場だけではなく、ユーザー会後も思い出やミエルカのギフトをシェアできるようにしました。
ギフトの工夫でイベントは変わるのか
今年9月に開催したユーザー会では、参加者の平均満足度は10点中9点弱で普段のウェビナーよりも高い平均満足度でした。また任意のコメントも回答者のうち7割から回答がありました。
最後まで活気があって刺激を受けた、普段関わりのない業種の人と交流できて貴重な機会となった、ミエルカさんのギフトが次回も楽しみです、など交流に関するコメントを多くいただけたので、ギフトの工夫はイベントの満足度に寄与することを認識できました。
当社ではユーザー会のギフトを3か月かけて準備します。
ギフトを受け取った側の気持ちや、もらった後の行動まで考えながらポジティブな気持で企画していきます。
なんとなく選んだギフトではなく、目的や想いのあるギフトの方が相手に伝わるなとユーザー会を通じて実感しました。
さいごに…
BtoBではウェビナー、オフライン交流会、展示会などイベントが普及しています。
マーケティング担当は日々忙しく、企画実行、実行、実行…の繰り返しの毎日だと思いますが、数あるイベントの中で印象に残ってもらえるように、想いを込めたギフト作りはおすすめしたい施策の1つです。
我々も、ユーザー含めたマーケティング担当の繋がりを深く、強く持ち続けられるような施策を今後も続けていきます!
※今回のギフトは、企画からギフティさんに手伝っていただきました。いつもありがとうございます!
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