
ご自愛
手指が痛くて、何をするにも何だかやる気が出ない。
痛みで何も出来ないというレベルではないのだけれど、触れれば軽い痛みがある。動かすとやっぱりちょっと痛くて、滑らかな動きが出来ない。特に朝方は、グー・パーが出来なくて、中でも薬指と小指がカクカクして上手く動かない。そんなのがここ数年続いている。
ペットボトルのキャップが上手く開けられなかったり、包丁や鍋を持つとき痛みが出たり、ごみ袋を結ぶのに時間が掛かったりと、小さな不便が積み重なって、地味にメンタルにきている。
サポーターをしたり、湿布を貼ったり、良いと言われるサプリを飲んでみたり、色々やってはいるが、効いているのかいないのかよく分からない状態が続いている。
あまりに長く続くので念のため病院に行くことにした。レントゲンと血液検査を受け、先日その結果を聞きに再受診した。リウマチなどの問題はないとのことでとりあえず一安心。そして医師からは、「年齢から来るものですね。」とお決まりのお言葉を頂く。
耳鳴りの時も、股関節痛の時もそうだった。私の体の不調の大部分は、どうやら「年齢から来るもの」の仕業らしかった。
そりゃそうだろなと思う。人生の折り返し地点はもう過ぎているのだ。家電で50年以上動いているものなんてそうそうないぞ。そう考えたら、私の体がギコギコしているのは仕方のないことなのだ。
そんなギコギコの体でこれからも生きていかなければならない。自分に出来得る対策を取りながら、頑張り過ぎない程度に頑張って、騙しだましやっていくしかないのだ。
天気のせいもあるのかないのか、耳の中は朝からジージーいっているし、指の付け根はジンジンしているしで、今日の私はどうやら低空飛行みたいだ。夏休みで帰省していた娘が昨日寮に戻って行ったのもあって、ちょっと疲れも出たのかなと思う。
今週はまだお盆休みで仕事に行かなくてもいい。
なので、今日は何もしないでしっかり「ご自愛させていただきます。」