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【日記】母のコートをリメイクした話

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本と、お酒と、ホテルステイと、海が好きなミニマリスト。
日々の生活や、本や旅から感じたことを発信します。
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4年前の冬、母からコートを譲り受けた。
華美な装飾のないシンプルな黒いコート。トップはタイトめで、胸下からひざの中心まで広がるデザイン。短めのスカート×ブーツと合わせると可愛くて、お気に入りのお洒落着だった。

しかし4年経って短いスカートを穿かなくなった今、合わせるのが難しくなった。
スタイリッシュなスキニージーンズと合わせるには雰囲気が違いすぎ、ロングスカートやゆるめのズボンとは裾のバランスが悪くなる。結局去年は数えるほどしか着なかった。



今年もだんだんと寒くなり、そのコートをどうしようか考えた。母も私も大切に着ていたからこそ、ホツレもなくまだまだ綺麗。手放すには惜しすぎる。けど今の自分の服には合わない…。
売るにしても流行りのデザインではないから、数百円にもならないかもしれない。フリマアプリはめんどくさい。うーむ…。
普段は手放すことに対して、そこまで悩まない私だけど、思い入れがあるから踏ん切りがつかなかった。


そんな話を友人にしたら、「リメイクしたら?」と一言。
なるほど、それだ。と、私はすぐにリメイクしてくれるお店を調べ、ママのリフォーム 新宿サブナード店さんへ。

女性の店員さんが熱心に話を聞いてくれた。
裾あげしショートコートにしたいという私の要望を聞いた上で、それをすることでの注意点を教えてくれる。
ふと店員さんの奥を見ると、リメイク後だと思われるお洋服がたくさん並べられてあり、なんだかほっこりした。

ちなみに値段は前払で、何か不都合があった場合のみ電話をくれるとのこと。私の場合は追加料金も特になく、予定通り2週間後に受け取れた。




着れるけどデザインが合わなくなってしまった服。お気に入りだけど色褪せてしまったカバン。片方なくなったピアス。底が減って穿けなくなった靴。
今までの私には、①リサイクルショップやフリマアプリで売る、②必要そうな知人に譲る、③思いきって捨てる、しか選択肢がなかった。
しかしお気に入りを新たに生まれ変わらせ、そしてそれをまた長く愛す。「リメイク」って素敵だなと。



今日、完成品を受け取ってきた。骨盤より上のスーパーショート丈のコート。ポケット位置や縫い目の関係でその長さになった。ロングコートが主流の今、トレンドとは逆行してしまうけど、私のいつもの服装にはよく合う。

今年はこのコートを着て色んな所に行こう。寒くて苦手な冬の訪れが、少し嬉しくなった、そんな1日。




最後まで読んでいただいてありがとうございました。note、ブログ勉強中です。よろしくお願いします。

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