遠回りだと思っていたことは全部繋がってた。アソビューに戻って、夢が叶い始めた3年目。
どうも、ごぶごぶごぶごぶさたしております。note書く頻度、1年に1回は少なすぎだよ、私。ということで、3年目アソビューに戻ってからのことを急いで書きます。
「アソビューの広報になって、日本中・世界中の人をアソビューのファンにしたい!」
これは、私がアソビューの最終面接で、社長である山野さんに言った言葉です。入社してから、出向も含めて3年間で8部署を異動した私が、ずっと言い続けていたことでもあります。そして、ランサーズからの出向を終え、アソビューに戻ってきた社会人3年目の冬、この夢が叶い始めます。南部彩乃、宣言どおりアソビューの広報になりました!
沢山の部署を経験させてもらったこと、アソビューの色々なサービスや業務を知れたこと、ランサーズに1年間出向させてもらったこと、そこでコミュニティの運営やイベントのPMに挑戦させてもらったこと。遠回りだと思っていたことは、全部繋がっていつのまにか近道になっていた。そんなことを強く実感しています。
スーパーウーマン広報のもとに。「広報は愛だ!」
広報になってから、半年前にアソビューにやってきた「スーパー広報ウーマン彦坂さん」という偉大な先輩のもとにつかせてもらっています。
もうそれはそれは、お仕事のできる、まさにスーパーウーマン。圧倒的な行動量、知識と経験、バイタリティ、絶対に"No"と言わないパワフルさで、アソビューに来てからの1年間、ものすごい存在感でアソビューの広報に旋風を巻き起こしている方です。今住んでいる静岡と東京を行き来しながら、彦坂さんにつかせてもらう毎日は荒波のように刺激的です。(笑)
バシバシと荒め強めの激励をくださりながらも、私の書くリリースのレビューに丁寧に付き合ってくださり、いろんなチャンスとアドバイスを授けてくださり、ちょっとずつ良くなっていく変化にも気づいて褒めてくださり、優しく逞しく見守ってくださいます。最近、トレーニングの痛みがちょっと楽しくなってきていて、筋肉痛の気持ち良さ的なものを感じ始めている私。元々、久しぶりに会った友達に「あやのちゃんほど楽しそうに働いている社会人を見たことがない!」と言われる率は異常だったんですが、「最近一層イキイキしてるよね!」「南部ちゃん、今本当に仕事が楽しそう!」と社内外で言われることが増えました。なんか分からないけど、毎日必死です。そんな彦坂さんが仕事を通して教えてくれたこと、「広報は愛だ!」。
広報になって最初の大仕事、会社の10周年記念イベントを企画
実は、2021年でアソビューは創業10周年でした。そんな記念すべき年をお祝いすべく、山野さんから託された重大プロジェクトは『10周年記念イベントの企画、そして成功させること』。念願の広報になって最初の仕事でした。
「日本中・世界中の人をアソビューのファンにしたい!」と入社してきて、その思いは変わらず、夢が叶い始めたわけですが、まずは「大好きなアソビューの一番近くにいる人たちをアソビューのファンにする!」。そんな思いで、この仕事には並々ならぬ意気込みを抱いていました。
10月に話をもらってから1か月、ゴールを考えながらアイディアを出し続け、企画を練りまくりました。この1日を通して、「アソビューの一員でいれてよかったな」と思ってもらうこと。ゴールは割と序盤からはっきりと見えていました。そして、掲げたテーマは「 10th Thanks Anniversary ~ 笑って、泣いて、好きになる1日 ~ 」。一人でも多くのメンバーにそう思ってもらえるための仕掛けをとにかく考えまくりました。
「アイディア先行になっているんじゃない?」「迎えるゲストのことは考えられているけど、オペレーション考えれてなくない?」「これって誰がするの?」「やりたいことがありすぎて実現可能性がない!」「全部できたら最高に素敵だけど、これ本当に全部できる?」
問題が山積みすぎて、修正修正を重ね、色々な方を巻き込みながら沢山助けてもらいつつ、当日まで準備をしました。助けてくださった皆さん、本当にありがとうございました。
アソビューにいる謎解きのプロは、超短納期の中でアソビューオリジナルの謎解きを作ってくださいました。プロカメラマンは、テレビ番組クオリティの素敵すぎる動画を作ってくださいました。デザイナーは、会場デザインを先回りして色々用意してくださいました。チームのメンバーは、プロ顔負けの進行表を作ってくださり、当日の裏方を引き受けてくださいました。会場のスタッフの皆さんは、「お話聞いているうちにアソビューさんのファンになってしまいました!」と言って、無理を沢山聞いて一緒に会場づくりをしてくださいました。・・・ 気づけば私の周りには、愛に溢れたプロフェッショナル達が集まっていました。私は「笑って、泣いて、好きになる1日にする!」という軸を持って立っていただけで、そんな思いを形にしてくれたのは、紛れもなく皆さんだったと思います。
出社している会社のメンバーもお仕事中にも快く写真を撮らせてくださり、会場前にはアソビューのみんなの「アソビューのここが好き!」が詰まった素敵なオブジェが設置できました。彦坂さんは、サプライズのため社長の実家にこっそり取材にいってくださりました。山野さんは、前日の深夜0時まで全社員に向けて直筆のメッセージを書いてくださいました。本当に皆さんの「プロフェッショナル」と「愛」の塊でした。
沢山の仕掛けを用意したのですが、この中に特に1つ、私が入社した時からずっと実現したかったものがありました。「大切な人にアソビューを使ってもらうためのギフトカード」。アソビューで働くメンバーは、遊びの力で、日本中・世界中を幸せにしようとしているわけですが、まずは「自分の一番近くにいる人たちを幸せにしてほしい!」そうずっと思っていました。沢山の人を幸せにしたくて仕事をしているけど、やっぱり、自分の周りの大切な人たちが幸せになるのが、自分の仕事で自分の大切な人にに楽しんでもらえるのが、一番嬉しいから。私はアソビューに入社が決まってからの4年間で、60人以上の友達や知り合いをアソビューのファンにしてきました。そのたびに、私自身もまたひとつアソビューを好きになれる。そんな機会を、皆さんにも作りたかった。それに、自分の大切な人にこのカードを渡すとき、「実はこのサイトのここ作ってて・・・」「最近こんな仕事をしてて・・・」「アソビューのこういうところが好きで・・・」とか、ちょっと誇らしげに自分の仕事や自分たちの作るサービスの話をしてもらたら嬉しいなと。人って、誰かに話すと好きを実感することってあるじゃないですか。恋愛とかでも。そんなきっかけになれたらいいなという思いも込めました。そして、遊んだ後にはぜひ感想をもらって、自分の大切な人からの声をこれから仕事を頑張っていく糧にしたり、より良いサービスにしていくための貴重な意見を沢山もらえたりするといいなと。そんな沢山の想いを込めた、ずっといつか形にしたかったぐちゃぐちゃの手書きメモをデザイナーさんに渡すと、想いが形になって、こんな素敵なカードに仕上がりました。デザイナーさんって本当にすごい。
いよいよ迎えた当日。
デザイナーさんや会場スタッフの皆さんと作った、こだわりが詰まった会場に入った皆さんの表情がパッと明るくなって驚いていた時。会場スタッフの皆さんまで制服にドレスコードである赤いリボンをつけてくれていたのを見た時。考え抜かれたアソビューオリジナルの謎解きで、子供に戻ったように皆さんがヒントを探してテーブルに持ち帰って真剣に遊んでいた時。これまでの歴史と、10年間アソビューに関わってくださったゲスト・パートナー・CMに出てくださっているサバンナ八木さん・出向を受け入れてくれたランサーズの社長である秋好さんなど沢山の方からいただくメッセージやサプライズが詰まった動画を見て、泣いたり笑ったりしている表情を見た時。前日に「あったほうが面白いから、やる!」と登場人物の社員一人ずつのおもしろ口上を考えていた彦坂さんの巧みな司会で会場が盛り上がってあたたかい空気になっていた時。会場の担当の方が、お料理に自作のフラッグを立てる演出を提案してくださり、それに気づいたメンバーが喜んで写真を撮っている姿を見た時。前日「もう手が動かない・・・たすけてお母さ~~ん!」と嘆きながらも、時にこれまでを振り返って涙しながら、一人一人に手書きで全員分書きあげてくださった山野さんからの熱い熱いメッセージを噛みしめる姿を見た時。エンドロールで、全員が立って、このイベントをつくった1人1人に割れんばかりの大きな拍手を送る皆さんの姿を見た時。
色んなシーンで、心が震えました。
アソビューという会社を、自分たちが作るサービスを、一緒に働くメンバーを、好きになってほしいという思いで作ってきた1日でしたが、作り手にも受け取り手にも「愛」が溢れている瞬間を感じました。
「まさに、笑って泣いて好きになった1日でした」
参加者アンケートにいくつもあったこの言葉を見た時、PMとしての自分の悔しさや不甲斐なさや助けてくださった皆さんへの感謝でいっぱいで潰れそうだった自分に、初めて「おつかれさま」と声をかけられた気がします。
新米広報としての毎日
10周年のイベントが終わり、新米広報として日々奮闘しています。
・毎日のニュースピック
社内の皆さんに日々有益な・面白い情報を届けるべく、slackに「#新米広報のNews-pick」という部屋を作りました。毎日3~5記事ほど、様々な分野の気になるニュースをお届けしています。
① Googleアラートの活用
キーワードを登録すると、1日1回そのキーワードを含むニュースをメールで送ってくれる「Googleアラート」を導入しています。1日に50件くらいのニュースを受信するので、それを一つ一つ見て気になるものをピックアップします。
② Googleアラートの記事からトレンドのワードを周辺検索
GoogleアラートでおすすめされたYahoo!ニュースに取り上げられている話題の元記事を探したり、出てきたワードで検索かけて今話題の関連ニュースを拾ったりもします。
③ NewsPicksや日経新聞の「DX」「地方経済」「スタートアップ」あたりの特集を見漁る
どちらも有料会員なので、気になる特集は毎日チェックします。
有料会員しか読めない記事が多いので、②同様に、ここで出てきた記事の関連記事や、キーワードを拾って別の記事を探したりします。
④ Yahoo!ニュースを見まくって開きまくってパーソナライズさせる
毎日、Yahoo!ニュースのおすすめ記事Top50は必ず目を通します。
気になるもの(旅行に関するランキング、競合他社のプレスリリース、調査リリースなど)は必ず記事を開いていると、「あなたにおすすめ」の欄がいい感じの記事ばかりになります。Googleアラートが拾いきれなかったものや話題の記事を見つけるため、ここも毎日チェックします。
「気になって調べてみました!」「こういう事例は商談のアイスブレイクに役に立つからありがたい!」など反応をもらえる機会も増えてきて嬉しいです。
・月2調査リリース
1か月に2本、調査リリースを出しています。テーマ決め、アンケート作成、データ集計、記事執筆、リリース文面の入稿まで担当しています。「世間は遊びに関するどんな情報に関心があるか」「アソビューが遊びの会社としてできる調査はどんなものか」を考えながらリリースを出しています。「遊びに関するデータを持っているのは、やっぱりアソビューだよね!」と思ってもらえるよう、沢山の調査と皆さんの声を世に出していきます!
最近では、テレビや雑誌に!という声を少しずつもらえるようになってきて嬉しい。アップデートしつつの継続は力なり!を実感してます。
・23年新卒向けの採用広報
大学3年生の時、アソビューという会社に、アソビューの作りたい世界に惚れ込んで入社を決めた自分だからこそ、伝えられることがあるとずっと思ってきました。新卒採用の採用広報は、挑戦したかった仕事の一つでした。福井出身で、親とは4年後福井に帰ってきて福井で就職すると約束をして東京の大学に出てきたのに、親と大揉めして、「それでもこの会社がいい!」「ここでやりたいことがある!」と説得して自分で決めて選んだ道。あのとき、まさか自分が東京のベンチャー企業で働くなんて選択肢を全く持っていなかったけど、「IT × 遊び」の力で日本中・世界中を幸せにしようとしている会社、「衣食住 + 遊」を本気で社会実装しようとしているこの会社に、出会えて、知れて、惚れて、選べてよかったと、今心から思えています。運命を感じた、勇気を出した、必死で親を説得した、あの時の私Good Job!と思っています。
大学生の皆さんにもぜひ、選択肢の一つとしてアソビューのことを知ってほしい。そして、アソビューのミッションに共感してくれる人がいたら、一緒に未来を実現したいと思ってくれる学生がいたら、出会って一緒に次の10年を創っていきたい。私みたいに、地元が大好きで、「遊び」の力でいつか大好きな地元の力になりたいと思っているような、愛に溢れた人たちを日本中から探したい・・・!
だから、今年は、日本全国大学キャラバンをしています。北は北海道から南は沖縄の学生に向けて、「アソビュー会社説明会」をして回ります!アソビューがどんな会社か、伝えて回ります!(→ 新型コロナウイルス感染拡大により、現地にて説明会をできる大学が少なく、オンライン開催しています)
23年卒業の大学生、大学院生の皆さん、ぜひ説明会に参加してみてください。そして、アソビューのことを少しでも「良い会社だな」「面白そうな会社だな」と思ってくださっている皆さん、ぜひ周りの23卒の学生さんにこの情報を届けるお手伝いをお願いします。
沢山の学生に出会えますように。4年目も奮闘は続く予感・・・!楽しい!!!