キタキタ高校物語㉗ライオンの知恵
ついに、今、現在、原稿のあるマンガも、あと残り1回になってきました。こっちがメインだったnoteのスタートですが、だんだん文章をかくエッセイがメインになっています。文章はパッと一行でいろいろな情景を表せるから、言葉って便利だと思います。でも、漫画って、すべてを絵で描かなければならないから、時間がかかるのです。
ってか、締め切りも無いので、マンガを描いていません。
この続き描くのかな?笑
まあいい。やってみて考えるのが人生です。
どんなに稚拙でも応援する側ではなく、選手がいい。
だって、楽しいもんね。
ライオンさんはどこからきてどこに行くのか。
作者が考えていることがちょっぴりあるけど、それはここでは秘密にしておきましょう。
図君は、真面目でいい男なんだけど、融通が利かないというか、そこが惜しいところ。そういうところも、ライオンさんが、指導してくれそうな予感がします。
そういえば、うちのダンナが「男はモテるかモテないかが大事」ということを前に言っていた気がしますが、たしかに、モテない人より、モテる人の方に軍配があがる。異性にモテるのもいいけど、同性にモテる人でもいい。
きっと、なんだかその人の周りに居たくなる人って、魅力があるんですね。そう考えると、私は、どっちとも言えない感じです笑。
ソロ活動好きなので、子供の頃から1人でいがちだったし、大人になってからも、次第に、友人は減っているような。
就職した23歳ぐらいの頃、突然、ガバーっと知り合いが増えて、このペースで友達が増えたら、100人を超えるのでは?と思っていましたが、そんなことはありませんでした。若い時ってエネルギーが余っているので、意味不明に集まって、みんなで飲んでいた気がします笑。
次第に、みなが結婚し、自分の生活や仕事で忙しくなり、友達とは自然と会わなくなりました。時々会うのは結婚していない女友だちと、子供のいない夫婦、みたいな図式です。ママやパパは忙しいのです。
しかし、50代になると子供が成長して手が離れた高校時代の友人たちとの交際が復活し、これがまた楽しいものです。
いい年のおじさん、おばさんたちが一瞬で18歳に戻ってしまう笑。
70台を超えた居酒屋のマスターの店に同級生たちが酒を飲みに来て、みな、君付けで話をしているのは、見ていてとても面白かった。
マスターが、「できるほうの赤坂と、できない方の赤坂がいた」と話していて、高校時代の成績が70過ぎても取りざたされているのは、ちょっとかわいそうと、思わないでもない。
昔の高校生も、今の高校生も、それなりに青春を楽しんでいると思いますが、私も進学校の出身ですが、こんなに管理されていたかな?と今の高校生を見ていて思います。もっと、自由で、マヌケで、おおらかだった。
1人1人がスマホを持ち、情報が一瞬で手に入る時代、作戦をたてずに自由でいたら、たちまち受験戦争にも立ち遅れるでしょうか。
そうだとすると、全く、今の子供達は大変な時代を生きていると言えますが、じゃあ、図君のように図書室で柳田國男全集に取り掛かっている少年が時代遅れかというと、そうでもない。
これからは、自分の好きなことを、深く遠くじわじわ伸ばしていく人間の時代。でも、その先は、自分の追求したことで、沢山の人たちとつながれる、そんな未来を思い描いて、好きなことをする少年少女が、沢山出てくることを希望します。