お釈迦様のカワ(・∀・)イイ!!話✧♡
小林正観さんの「生きる大事・死ぬ大事」に載っていたお釈迦様の話をもう一個紹介したい。
ここから私の要約。今から約2500年前、紀元前500年ころ、お釈迦さまを頂点とする仏教徒集団は、1250人もの大人数で生活をしていたらしい。
この集団は「できる限り自分でできることは自分でやり、どうしても自分ではできないことを他人にやってもらう」という形をとっていた。
その他人にやってもらうというのも「無財の七施(むざいのしちせ)」という教えをベースにしていた。「無財の七施」とは「財力がない人にもできる七つの施し」のこと。
お給料というアイテムを失い、年金もまだの私にもできること!?°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°(あやのん)
お釈迦様の集団は、小さな布切れを拾ってきてはそれを縫い合わせ、それぞれの人の衣にしていた。目が見えなくなったある弟子も、ある時、自分の衣を作ろうとしていた。しかし、針に糸を通すことができない。
お釈迦様がちょうど弟子の前を通りかかったことに気づいて恐縮した弟子は、お師匠様にそんな大それたお願いをするわけには参りませんと、申し出を固辞する。すると、弟子からそう言われたお釈迦さまは、こう言った。
「なぜだ。なぜ私ではいけないのか。私だって幸せになりたいのだ。私だって、もっと幸せになりたい」
わあ💛お釈迦様、なんてカワ(・∀・)イイ!!発言でしょう°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°(あやのん)
正観さんがこの話を周りの人にしたところ、ただでさえ温和で明るく楽しい雰囲気だったものが、さらにパワーアップしたそうである。
この話を読み、自分の職場で、やってみたかったなと思った( ´艸`)
誰かに手伝ってほしい時、
「どなたか、幸せになりたい方はいませんか?」
と仕事を頼み、やってもらったら、
「幸せになってくださってありがとうございます」
と言う。自分が誰かを手伝ったら、
「いえいえ、幸せにしてくださって、ありがとうございます」
とお礼を言って笑う。
なんだかとても素敵な社会だ。
お釈迦様の経典をそのまま読んだら、理解もできず、挫折しそうだけど、正観さんの教えてくれるお釈迦様の話は、とても分かりやすい。
喜んで、お釈迦様と真の友になりましょうと、弟子のひとり、アヤノンダは、心に感じ入ったのです。