〖余談〗の時間 その八
京都洛北の東の端、一階で店をやっていると思いがけない来客があったりします。
・ドアを開けた瞬間、血相を変えて飛び込んできた『子猫』。
・窓から飛来してきた『オニヤンマ』(ホントに大きい)。
・どこから入ってきたか不思議な『サワガニ』
・天井の小さな穴から現れた大きな『ムカデ』
・手のひらより大きな『スズメ蛾』
・大軍勢で看板の光や窓めがけて押し寄せてくる『女王アリ』と『羽アリ』
... すごい自然豊かな立地でですねぇ...。
でも一番私を驚かせたのは彼らではありません。
店の奥でパソコンに向かって事務処理を小一時間した後でした。因みにまだ、営業時間前です。外の天気の様子を見ようと入り口に近づくと、ソレは店内の椅子に座っていました。鍵はかけていないものの、ドアの内側です。そこにいたのは、
90歳は余裕で超えていると思われる『おばあちゃん』
唖然として立ちすくむ私に彼女は、
婆「ああ、ちょっと休ませてもらいました。気にしないでいいですよ。」
私は何も言えなかったです。それにしてもいつの間に入ってきたのか? しかも音もなく。
『気にするに決まってるやろっ!!』
っと、心の中で叫んだのは言うまでもない。
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