「私の生活改善運動」を読んだ
実は、私は、数年前から"ちゃぽらー"です。ちゃぽらーってのは、「チャポンといこう」というラジオ番組のリスナーを指す。一回り歳上のお姉様方の会話が、身近なことをテーマにしていて、なんだかすんごい癒されるのです。
その番組で紹介されていたエッセイ本、「私の生活改善運動」を読みまして。内容がとーーっても今の私にピッタリの作品で、本当に共感したのと、私も頑張ろ!と思ったので、その記録。
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この町に越してきてから、「愛でる」ということが得意な人たちに会ってる。私にはあんまり無い感覚だったから、すんんんんごい羨ましかった。
家の植物や、アクアリウム、家具、服、食器、梅干し、お味噌、、、など。日々の暮らしに関わるところを愛でながら生活するひとたち。自分の手で、育みながら生活することで幸せを増幅してるところが、ほんっっっとに素敵だなぁと思った。
その方々のおかげで、私もチャレンジしてみたことも多々あった。その度に、この私がこんなことをするなんて!?!?と感動した。
だけども、不器用な私は、そんなことができる時間は休日の本当に余裕がある時にしかできなかった。周りのものが「急いでるし」「仮だから」「TPO的に」とか、私の好き!の基準とはズレているもので選択していた。
いつの間にか、それがものすごいストレスになっていた。
私は、選択するのが苦手だと前から思っていた。というか、経験値が圧倒的に足りない。
実は、社会人になるまで、自分の洋服を自分で選んで買うということを殆どしてこなかった。社会人になる時に使う家財道具も自分で選んで買っていない。
お恥ずかしながら、全部、親がやってくれた。笑
今思うと、かなりやべえヤツって思うけども、自分で払うためのお金がなかったから、選択権も無いって感覚で、あるものを着ていたし、使っていた。バイトして稼いだお金は、殆ど旅行に使ってた。
たぶん、その普段の暮らしというものに全く興味がなかった。だから、料理も全くできなかった。生活力が無さすぎるため、大学は遠いのに一人暮らしできずに往復5時間かけていた。
そんな私も数年前に結婚し、ちゃぽらーにもなって、暮らしに興味が出てきたらしい。在宅勤務が多くなって家にいる時間も増えてるので尚更だ。そんで最近引越しをしたので、より一層暮らし方を考えている。
心豊かに暮らしたい。
平日を生き返らせたい。
好きなものに囲まれたい。
そんなことを思ってた矢先に出会った本。
著者も、引越を機に色々と変わったようである。
改善できそうな箇所がたくさん見つかった。
ありがたい。
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いやぁ、ほんと、「北欧暮らしの道具店」、さまさまですわ。キュンをいつもありがとうございますですわ。私もこんな仕事がしたいなぁと思いますのですわ。