見出し画像

お金まわりのことから逃げちゃいけない

「好きなことを仕事にする贅沢」

好きなことを仕事にしている人なら誰でもこの贅沢を噛み締める瞬間が一度くらいはあるはずですが、この贅沢部分にかまけて本来基本のきであるはずの「仕事でお金を得る」「お金との付き合い方」「お金についての知識を持つ」、、、こういったことをきちんと考えない人が多いです。

でも、生きるにあたってお金は必要ですし、好きであろうと好きでなかろうと仕事って本来お金が関わってくることです。

やりがいだけではどうにもならないので、きっちり向き合った方が良いです。


かく言う私も向き合い始めるのに大分かかりましたが、それが早ければ早いほど確実に生きやすくなります。

絶対に必要なのは家計簿をつけること。

手書きでも手入力でも何でも良いのですが、忙しい時もやる気がない時も含めて1年以上記録をつけ続けられる方法を取っていかないとストレスになるので、そのための環境整備や工夫をした方が良いです。

私の場合は極力キャッシュレスにして、Moneyforward MEと連携して自動で記録をつけられるように整えました。

うる覚えの記憶だけでなく自分自身のお金の流れを把握できないと、収入ー支出=残金の単純計算が成立しなくなります。


お金についてもう少し知るには、FP3級の勉強+資格の取得がおすすめです。私自身も3級は取得しましたが、勉強の過程はちょっと大変ではありましたが、楽器のトレーニングを邪魔するほどのものではなかったです。

FP3級の知識と資格が「音楽」に何か直接役に立つことはありませんが、お金周りの一般教養をざっくり知れることになるので、「仕事」に役立つこと---情弱だとたかを括ってとんでもない条件で仕事を依頼してくる人が出てきた時にちゃんと気がつけるようになって撃退できたり---はあります。

そして、どんどん変化するお金周りの法律関連のニュースも、個人的にはどんなに調べてもFP3級取得前はいまいち理解が深まらなかったのが、取得後はあっさり理解できることが増えたので、不安が減りました。


音楽以外のことを考えたくない、集中したい、、、という考えも理解でき、それが必要な時期も絶対にあるとは思いますが、好き嫌い問わず生きるのにお金が必要なことは避けようのない事実なので、そこをいつまでも無視したままにする、未成年の知識の状態のままで生きることは卒業することを強くお勧めします。

いいなと思ったら応援しよう!